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技と知恵

 長野から「混植」が生み出すビックリ畑!

教育ファーム畑のキーワードは「少量多品目」。小さな畑でも相性のいい作物がいっしょに育つといいこといっぱい!

苗植えはまるでパズルみたいな組み合わせ あばれるトマトの樹に囲まれて真ん中に立つバジル
苗植えはまるでパズルみたいな組み合わせ あばれるトマトの樹に囲まれて真ん中に立つバジル

 

 「相性のいい作物がいっしょに育つと、お互いの力が発揮されやすいんです」と、バジルクラブの指導農家、竹内孝功さんが、参加者の親子に「混植」という栽培の知恵を伝授する。

 「「トマトとバジルをいっしょに植えると、バジルの強い香りでトマトに害虫がつきにくくなります。それにトマトとバジルはイタリアン料理にいっしょに使えるから一石二鳥」
 イタリアン、と聞いて若いお母さんたちがパッと反応。
 「トウモロコシとインゲンをいっしょに植えると、インゲンのツルがトウモロコシに巻きついて支柱がいらないんですよ」  1カ月後。四方八方にあばれるトマトの樹に囲まれ、畑の真ん中でしゃんと立つバジル、トウモロコシに巻きついたインゲンと、畑は大きく様変わり。

 作物が違えば管理作業もいろいろだ。トマトの芽かきをしたり、バジルの先端をつんだり、子どもたちも飽きずに楽しんで作業ができる。
 そして何より参加者にとって(参加者を惹きつけたい主催者側にとっても)一番うれしいのは、種類が多ければ多いほど、活動日に収穫できる野菜が何かしら必ずあるというメリットだ。少量多品目になるほど効果を発揮する教育ファーム畑に、この「混植」の知恵を活用しない手はない。

※混植について、詳しくは『別冊現代農業 2008年7月号』(外部サイトへリンクします)をご覧ください。