大人になったワカメ いよいよ収穫!
2010 年 2 月 7 日 日曜日有限会社 オズ(三重県・鳥羽市)
鳥羽湾に浮かぶ離島・答志島で育ててきた、海上でのワカメ養殖体験も最終回。4ヶ月前に海にはなったワカメの子どもたちが、いよいよ収穫の日を迎えた。今日の海はこれまでのときに比べて波も高く、厳しい表情を見せている。その厳しくも豊かな海で、前回間引いたワカメはロープに隙間なく育ち、大きくなっていた。
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有限会社 オズ(三重県・鳥羽市)
鳥羽湾に浮かぶ離島・答志島で育ててきた、海上でのワカメ養殖体験も最終回。4ヶ月前に海にはなったワカメの子どもたちが、いよいよ収穫の日を迎えた。今日の海はこれまでのときに比べて波も高く、厳しい表情を見せている。その厳しくも豊かな海で、前回間引いたワカメはロープに隙間なく育ち、大きくなっていた。
有限会社 オズ(三重県・鳥羽市)
10月に海へはなったワカメの赤ちゃんの成長を見るため、答志島から漁船あみりき丸に乗って養殖場へ向かう参加親子11人と(有)オズのスタッフたち。
ワカメの赤ちゃん、どのくらい大きくなっていると思う?
「20センチー!」「50センチー!」「1メートル!」
子どもたちはみんな、ワカメの成長を楽しみにしている。
有限会社 オズ(三重県・鳥羽市)
「ワカメの赤ちゃんってどんな形をしていると思う?」
(有)オズが運営する海島遊民くらぶの兵頭千穂さんが、ワカメの養殖体験に集まった子どもたちに問いかけると、「小さい!」「種~!」「胞子!」子どもたちがそれぞれに答える。
答えは海上で確かめようと、鳥羽湾に浮かぶ離島・答志島(とうしじま)から漁船に乗ってワカメの養殖場へと向かった。
有田地区漁業青年協議会(和歌山県・湯浅町)
和歌山県湯浅町は漁業、なかでも「シラス漁」の盛んな町。この日は漁港に近い田栖川小学校で、漁師のお魚料理教室が開かれた。メニューは、アジのツミレ汁とシラスの釜揚げ。 講師の住山和広さん(有田地区漁業青年協議会副会長)が、子どもたちに囲まれるなかアジの三枚おろしの実演を披露する。
備後教育ファーム推進協議会(広島県・福山市)
瀬戸内海に浮かぶ走島(はしりじま)。そこの走島小学校(全校児童16名)に、山間部にある神石高原町立二幸小学校の全校児童16名、農村部にある福山市立箕島小学校の3年生28名が集まった。1泊2日の合同体験合宿は、今年度これが2回目。前回は二幸小での山村体験。今回は走島小で漁村ならではの体験をする。
津具森林組合・NPO法人 とみやま交流センター(愛知県・設楽町 豊根村)
「『いただきます』ってどういう意味?」
「いのちをたくさんもらってる!」
素敵な答えに、教室中に拍手がひろがった。愛知県奥三河地区で行われた、山里で学ぶ自然「食」体験塾(※)、開校式のワンシーンだ(※「自然食」ではないこと、それと「食育」を強調したい思いを込めて、自然「食」)。
いも大学実行委員会 (愛知県・常滑市)
「こちらがいも大学の畑の先生です!」
参加親子14組がいも大学の畑に到着すると、準備をすませて待っていた10人ほどのシニアボランティアが、少し照れながら挨拶をする。
用意されたサツマイモの苗は、紅あずま、種子島紫、ジェイレッド、黄金千貫、鳴門金時、紫蒸娘。6種類ものイモを植えるこだわりにも、「いも大学」というネーミングに込められた思い(↓参照)が表れているようだ。シニア先生にマルチの張り方や苗の植え方を教わりながら、親子で一本一本サツマイモの苗を植えつけていった。
鏡浦地区青少年育成会教育ファーム推進協議会(三重県・鳥羽市)
海でとってきた魚を調理室でさばいて食べる、鳥羽市立鏡浦中学校の生徒たち。
市の中心部から車で10分あまり、リアス式海岸の漁師町では、平成11年度から学校と漁業関係者による体験活動が行なわれている。4月のひじき干し体験から始まって、船上釣り漁体験、魚さばき体験、漁獲漁業の調査活動などに取り組んできた子どもたちが、この日は、カキの養殖作業に挑戦した。
有田地区漁業青年協議会(和歌山県・有田市)
和歌山県の有田地区漁業青年協議会と田栖川(たずがわ)小学校3~5年生約60名の取組みは、今年度の教育ファームのなかで数少ない漁業体験(栽培漁業)のひとつ。7月2日、約2か月に渡って養殖施設の水槽で育てられたヒラメの稚魚を、田栖川小学校3~5年生が栖原海岸へ放流する体験を行なった。
5月中旬の施設への受け入れ時は、稚魚の大きさはわずか3cm程度。それが1か月後には7~8cmに成長。7月に入ると、大きいもので20cmほどにもなった。