昔おやつ「こんぐり」 先生が「習いたいです!」
2009 年 10 月 16 日 金曜日高取町教育ファーム推進協議会(奈良県・高取町)
「イネ刈りの後で、昔おやつの『こんぐり』を子どもらに食べさせてあげようや」
子どもたちのイネ刈り体験の打合せをしたとき、指導農家の喜多功さんから出たこの提案に、たかむち小学校5年生の担任の先生たちが飛びついた。
「『こんぐり』づくり!? 習ってみたいです」
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高取町教育ファーム推進協議会(奈良県・高取町)
「イネ刈りの後で、昔おやつの『こんぐり』を子どもらに食べさせてあげようや」
子どもたちのイネ刈り体験の打合せをしたとき、指導農家の喜多功さんから出たこの提案に、たかむち小学校5年生の担任の先生たちが飛びついた。
「『こんぐり』づくり!? 習ってみたいです」
六ノ里・棚田にじいろプロジェクト(岐阜県・郡上市)
「いつまでも田んぼが虹色に輝くように」という想いで名づけられた、棚田にじいろプロジェクト。「田んぼにでっかい魚が泳いでいる!」となったら、インパクトがあってたくさんの人に足を運んでもらえるんじゃないかとスタッフたちは考えた。
「じゃあ、なんの魚がいいかな…」
そこはやっぱり「渓流王国岐阜県郡上=長良川」、アマゴとアユしかないでしょうということで、古代米など紫・白・黄・緑四色の苗を植えた6月6日から4ヵ月あまり、2枚の棚田にはアユとアマゴ、2匹の魚が姿を現した。
静原コスモストピアの会(京都府・京都市)
ドドーン、ドーン!
今日は静原の一大イベント、コスモスまつりの日。静原小学校3年生以上の子どもたちによる、オープニングの和太鼓の演奏だ。地元農家有志「コスモストピアの会」が休耕田で育てたコスモスの花が評判となり、平成12年から始まったコスモスまつり。静原小学校の子どもたちにとって、この日は、教育ファーム活動をお披露目できる晴れ舞台。
NPO法人オリザ・ネット(宮城県・仙台市)
鎌を手に手に集まった宮学ガールズ(宮城学院女子大学食品栄養学科学生16名)に、指導農家の鈴木久さん(84歳!元気!)がイネ刈りの手順を説明する。ワラを一束、颯爽と腰にくくりつけ、イネの株元に手を伸ばしてザク、ザク、ザクとリズミカルな歯音を秋晴れの空に刻む。
刈って一把をまとめるまで1分もかからない!ひたすら目を丸くして「お~!」と感嘆の声を漏らすガールズたち。もう一度くりかえし実演してもらう……
高取町教育ファーム推進協議会(奈良県・高取町)
「うわー、でっか~い!」
奈良県高取町の静かな集落が、今日は朝からかわいらしい声で大賑わい。町内の幼稚園や保育所、育児サークルの親子連れが、続々と到着してはサツマイモ掘りに精を出す。「大きすぎて、ひっぱるとツルが切れそう!」と、大喜びの子どもたち。袋にイモを詰め、よっこらしょと。5月に苗植え体験をした子どもたちもいて、大きく育ったイモにとっても嬉しそう。
バジルクラブ(長野県安曇野市)
5月にみんなでヒナを放鳥、その後虫を食べたり草を食べたり田んぼで大活躍してくれた合鴨たちをどうするか、8月のサマーキャンプで大人たちが話し合い、そしていよいよこの日を迎えた。
屠殺と解体とで場所を分け希望者だけが参加する。20数名の参加者のうち、屠殺の場まで来たのは、小学生が1人と中学生が3人、それにお母さんとお父さんが1人ずつ。
JAえびの市青年部 (宮崎県えびの市)
「お久しぶりです~」と軽い足どりでやってくるのは、管理栄養士を目指す南九州大学の女子学生たち。「おーよう来たねー」と迎えるJAえびの市青年部の方はというと、少々照れながら固さが残る面持ち。
NPO法人 霧島食育研究会(鹿児島県・霧島市)
「この木は何でしょう?」と、遊び部門担当の平島将光さんが子どもたちに問いかけると、「はーい!はーい!」とあちこちで勢いよく手が挙がる。指される前に「ブルーベリー!」とフライング気味に答える子もいて、
「それ反則!わたしもいま答えようと思ってたのにー」と抗議が殺到だ。
静原コスモストピアの会(京都府・京都市)
今日は秋晴れ、絶好の農作業日和。京都市の街中からやって来た乾隆(けんりゅう)小学校3年生の子どもたちが、静原小学校の全校生徒とともにイネ刈りに励む。
初めは歓声を上げていた子どもたちも、作業が進むにつれて静かになり、手を動かすピッチが上がってきた。昼までに終了させるため、地元の農家がバインダーを押しながらイネを刈りはじめる。コンバインよりも旧式な機械に、方々からは「懐かしいなあ」という声が上がる。