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2008 年 7 月 のアーカイブ

には12件の報告があります

どうして間引くの?もったいなぁ~い!

2008 年 7 月 26 日 土曜日

地産地消くしろネットワーク (北海道・釧路市)

朝9:30。釧路市中心部にある生涯学習センター「まなぼっと」に集まった子供たちはバスに乗り込んだ。これから1時間あまりかけて農園に向かうのだ。農業王国北海道では不思議と思うかもしれないが、釧路方面の主な産業の主力は漁業。確かに農業も盛んではあるが、日本最大の釧路湿原があるように、農作物を生産するためには釧路近郊の土壌はあまり適さない土壌で、どちらかといえば酪農や畜産農家が多い。

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美味しいおコメづくりの小さな助っ人

2008 年 7 月 19 日 土曜日

農業体験塾(北海道・滝川市)

「うわぁ、イネがこんなに大きくなってる!」
 6月7日の田植え以来、ひと月ぶりの田んぼとのご対面に子どもたちは興奮気味だ。
 “親子でいっしょに農業入門”をテーマに、滝川市内の親子16組(53名)が教育ファームに取り組む「農業体験塾」、今日は第2回目の講座の日。
「今日はみんなに田んぼの生きもの調査をしてもらいま~す」
 体験塾の農家先生が、虫取り網とタッパーを手に田んぼに入っていく。網で苗の葉先をブンブンと振って、これが虫の取り方の見本だ。それを目にした子どもたち。「あれならぼくたちにもできるぞー」とばかりに、我先に裸足で田んぼに入っていき、いざ虫捕り作戦の開始。稲だけでなく、水のなかにいる生きものも調査。みんな泥遊び感覚で、「ここにいたぞー!」と叫びながら、タッパーのなかの虫がどんどん増えていく。

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子どもたちが最後まで集中!班対抗の「草取り大会」

2008 年 7 月 19 日 土曜日

高槻とかいなか教育ファーム推進協議会(大阪府・高槻市)

大阪府高槻市原地区は、市街地から車で15分、豊かな田園風景が残っている里山。高槻とかいなか教育ファーム推進協議会(事務局:NPOアダージョ)は、「高槻わくわくファーム」と題し、公募で集まった市内在住の小学校3~6年生50名を対象に、おコメとソバづくりに挑戦している。
7月上旬、ある日のスタッフミーティング。議題は、間近にと迫った「田んぼの草取り」について。
「普通に草取りはおもろないやろ!?」、「大人でもやらんわぁ!」
「子どもたちも嫌がるやろなぁ~」
と、否定的な意見が続く・・・
するとあるスタッフが、
「どうせやるなら、班対抗にして草取り大会にしてみたら、どない?」
単なる作業ではなく、ゲームとして草取りをする・・・
高学年と低学年を混ぜて5~6人で1班にすれば8班になるし、これは案外いけるかも・・・
悩んでいたスタッフの表情が一変した。

いっせいに田んぼに入る子どもたち

雑草と間違えてイネをひっこ抜いちゃうことも

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子どもたちを丸ごと受け入れる「むらの作法」

2008 年 7 月 12 日 土曜日

かごしま食農育協議会(鹿児島県・出水市)

 山の子たちは、鹿児島県姶良(あいら)郡蒲生(かもう)町 漆(うるし)小学校、全児童11名。
 海の子たちは、鹿児島県出水市 蕨島(わらびしま)小学校、全児童8名。
 ふたつの小さな小学校に通う子どもたちが、半年間、海と山のお互いの地区を行き来しながら、海辺(蕨島)ではアオサ海苔を育て、山(漆)ではソバを育て、交流しあうというのが「うるし作人塾」(かごしま食農育協議会)の取組みだ。
町に住む子が生産地へという一方通行ではなく、共に生産地に暮らす同士が交流しあうケースは珍しい。しかも漁村と農村という異文化の空間で経験を積むというのもユニークだ。

さっそく海に案内された山の子ども 「大きな貝、とったどー」

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年に一度の公認の火遊び!? 継承される「稲虫送り」

2008 年 7 月 12 日 土曜日

別俣農村工房(新潟県・柏崎市)

子どもたちに受け継がれていくむらの伝統行事

「送るわー。送っくるわー、稲虫送っくるわー」
笛や太鼓の音色に合わせて、元気な掛け声が薄暗くなった田んぼにこだまする。
「別俣農村工房」(新潟県柏崎市)の子どもたちは「田んぼの分校」で稲を育てている。この日は、年に一度の「稲虫送り」の行事に、子どもから大人まで約 80名 が集まった。久米、水上(みずかみ)、細越の3つの集落(=別俣地区)から合流地点を目指して、参加者たちは大きな松明(たいまつ)を手に田んぼの畦を一 斉にねり歩く。その姿はどこか神秘的で、暗闇に揺らめく炎に吸いこまれるような気分になる。

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いのちの音が聴こえるかい?

2008 年 7 月 6 日 日曜日

かごしま食農育協議会(鹿児島県・鹿児島市)

7月6日。今日は、鹿児島市川上地区で、田植えの終わった田んぼに、合鴨の雛を放す日。午前10時、気温はグングンと上がり、31度に達するほどだが、日よけ用に設置されたテントには、市内から家族づれ親子約50人が集まった。

ピヨピヨピヨ……かわいい声が響く箱を、生産者の橋口さんがニコニコしながらテントのなかに運び込む。ふたを開けると、そこには、生後2週間足らずの合鴨の雛たちが30羽ほど互いに身を寄せ合っている。

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モミと苗の違いって?

2008 年 7 月 3 日 木曜日

三重大学大学院生物資源学研究付属FSC (三重県・津市)

三重県津市にあるFSC(フィールドサイエンスセンター)ここは、たくさんの果物を栽培しています。豊が丘小学校の低学年、1年生はみかん、2年生はブドウをそれぞれ観察しています。

3年生は、梨の観察。今日は袋かけ。袋には自分の名前。「この辺は台風が多いので梨の実を守るため袋をかけます。空気が通るように穴があいてて、取り付け易いよう2箇所に切り込みが入ってます」と農家の青木さん。子供達、「へええ」と青木さんの手元を見上げます。本番。上を向いて手をあげたままの作業。大人が順番に手助けです。

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カツオ気持ち悪かった、でも面白かった

2008 年 7 月 3 日 木曜日

やきつべの里フォーラム(静岡県・焼津市)

 地元焼津で40年、カツオの加工業を営む『ぬかや』さん。湯気がむんむんと立ちこめる作業場におそるおそる足を踏みいれながら、「これからどんなことが始まるのか」と、東益津小学校5年生の子どもたちは興奮した表情を見せる。
 店主の斎藤五十一さんが、まな板に、カツオを一匹どしんと乗せる。丸ごと見るのは初めてなのか、作業台を囲む子どもたちの目は、圧倒的な存在感を放つカツオに釘づけ。


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運営の秘訣は、受け入れ側が主導権をもつことにあり

2008 年 7 月 2 日 水曜日

平出水コミュニティー協議会(鹿児島県・大口市)

指導にあたる丸田さん。存在感あふれる背中が印象的

指導にあたる丸田さん。存在感あふれる背中が印象的

「コラコラ、植えることに集中せんか。そんな半端な気持ちじゃ、米は育たんぞ。苗に気持ちを込めることが大切ぞ」、「苗は印の下に植える。そこが、印か?目はどこについとる」。拡声マイクを片手に代表の丸田和時さんの檄(げき)が飛ぶ。

平出水コミュニティー協議会の田植えは、“丸田節”ともいえる絶妙な語りかけがポイント。叱り、笑わせ、テキパキと手際よく進行させる。作業のサポート体制も万全。
たとえば、印綱。水面の上2センチに綱がピーンと張られ、植えるべきポイントが一目両全。他地区の田植えの場面では、この印綱がゆるんだり、たわんだり、水没したりで、植える場所がわからなくなるトラブルは多いが、ここのは完璧。
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カムバック!ぼくらのヒラメ

2008 年 7 月 2 日 水曜日

有田地区漁業青年協議会(和歌山県・有田市)

有田地区漁協青年協議会のみなさん

 和歌山県の有田地区漁業青年協議会と田栖川(たずがわ)小学校3~5年生約60名の取組みは、今年度の教育ファームのなかで数少ない漁業体験(栽培漁業)のひとつ。7月2日、約2か月に渡って養殖施設の水槽で育てられたヒラメの稚魚を、田栖川小学校3~5年生が栖原海岸へ放流する体験を行なった。
 5月中旬の施設への受け入れ時は、稚魚の大きさはわずか3cm程度。それが1か月後には7~8cmに成長。7月に入ると、大きいもので20cmほどにもなった。

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