試行錯誤の末に自分たちで辿りついたメニュー
2009 年 10 月 31 日 土曜日都賀町教育委員会事務局(栃木県・都賀町)
都賀中学校の「縦割り総合的な学習の時間」で18コース開講されたゼミのうち、【食「都賀町の新メニュー開発」コース】を選択した1~3年生15人。教育ファーム畑で3年生が育てたカボチャとニンジンを食材に、自分たちで考えてきた新メニューを、この日の文化祭でプレゼンする。
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都賀町教育委員会事務局(栃木県・都賀町)
都賀中学校の「縦割り総合的な学習の時間」で18コース開講されたゼミのうち、【食「都賀町の新メニュー開発」コース】を選択した1~3年生15人。教育ファーム畑で3年生が育てたカボチャとニンジンを食材に、自分たちで考えてきた新メニューを、この日の文化祭でプレゼンする。
喜多方市小学校農業科推進協議会 (福島県・喜多方市)
喜多方市立加納小学校で、保護者と地域の皆さんを招いた秋の学習発表会。
会場となった体育館には、「農業科」(※)の時間を使った教育ファーム活動の様子が展示されている。5、6年生が取り組んだ「喜多方一うまい米作りプロジェクト」の壁新聞。内容を読んでみると、「脱穀のときワラを持つとチクチク痛い」「肥料はくさい。まんべんなく播くのはたいへん」など、体験して感じたままの素直なコメントだ。種まきから肥料まき、田植え、草取り、案山子作り、そして稲刈りと脱穀に至るまで、苦労や喜びがいきいきと現れている。
※ 喜多方市小学校農業科は2007年4月、全国で初めての取り組みとしてスタート。「市の基幹産業である農業を生かした特色ある教育活動を展開する」「農業のもつ教育的意義を学校教育に生かす」という基本的な方針で実施計画を作成。国の教育特区の認定を受けている。
NPO法人オリザ・ネット(宮城県・仙台市)
「管理栄養士を目指す宮城学院女子大生の、教育ファーム奮闘記2009~!
こんにちは、22回目の放送となりましたこの番組、宮城学院女子大学食品栄養学科で管理栄養士を目指す私たちが、青葉区作並の教育ファームで体験するさまざまな出来事を紹介する番組です……」
有限会社 オズ(三重県・鳥羽市)
「ワカメの赤ちゃんってどんな形をしていると思う?」
(有)オズが運営する海島遊民くらぶの兵頭千穂さんが、ワカメの養殖体験に集まった子どもたちに問いかけると、「小さい!」「種~!」「胞子!」子どもたちがそれぞれに答える。
答えは海上で確かめようと、鳥羽湾に浮かぶ離島・答志島(とうしじま)から漁船に乗ってワカメの養殖場へと向かった。
食農教育ネットワーク山形地域研究会(山形県・高畠町)
10月末の土曜日。校舎の玄関前にテーブルを並べ、袋詰めの野菜を足下に続々と置いていく子どもたち。ジャガイモ、白菜、青菜、ジャガイモ、サトイモ、ダイコン、もち米……
有機農業の盛んな高畠町の二井宿小学校生徒53人が、やっぱり有機で育てた野菜やもち米を、収穫祭で地域のみんなに販売するのだ。
JAやまがた置賜青年部飯豊添川支部(山形県・飯豊町)
JA山形おきたま青年部飯豊添川支部のメンバーが、東京の杉並区立第六小学校の小さな学校田へ出前授業を実施した翌日。今度は、杉並第六小の5年生を中心とした希望者15人がお父さんお母さんたちと飯豊町を訪問し、本場米どころの田んぼでイネ刈り体験を満喫した。
常安おやじの会(愛知県・名古屋市)
名古屋市立常安小学校に通う児童のお父さんたちが、平成19年に結成した「常安おやじの会」。名古屋から約120キロ離れた里山、岐阜県中津川市加子母(かしも)地区まで車を走らせやってくる。5月の田植えで始まった今年の教育ファーム、最後のプログラムは、イネの脱穀とソバの刈り取り体験だ。
昭和村教育委員会(群馬県・昭和村)
昭和村はレタスとコンニャクの産地。レタス専業農家の指導のもと、順調にはじまった大河原小学校の教育ファーム活動だったのだが……
5、6年生12人がレタスの苗の植え付けを行ったのは、8月の末。当初は7月の予定だったのが、ずっと続いた長雨のため延期が重なり、とうとう定植が1カ月以上ずれこんでしまった。
指導農家の星野さんと土沢さんは、「今から苗を植えても収穫は10月の初霜が降りる時期。植えた苗の1割も収穫できるかどうか……」と、厳しい見通しを子どもたちに伝える。霜に当たったレタスは低温障害で傷んでしまうのだ。「でも、レタスに被覆ネットをかけて保温すればいくらか効果があるかもしれないな」
さいたま市農業後継者対策協議会(埼玉県さいたま市)
さいたま市立野田小学校の家庭科室の調理台に、サトイモとナスとピーマンとお米が並ぶ。どれも6年生30人が育てて収穫した食材だ。「楽しみなんだけどー、料理ー」という声とともに子どもたちがやって来て、5班に分かれてテーブルについた。