HOME > 教育ファーム活動報告 >教育ファーム2009現地レポート» ブログアーカイブ » 「どっちが長い?」ブドウの皮はぎ作業が大人気

「どっちが長い?」ブドウの皮はぎ作業が大人気

2008 年 6 月 15 日
出はじめたブドウの芽をみんなで観察

出はじめたブドウの芽をみんなで観察

砥山農業クラブ(北海道・札幌市)

5月中旬の砥山(とやま)農業小学校の入学式。札幌市内から集まった参加者(親子14組50名)は、サクランボの白い花や淡いピンク色のつぼみをふ くらませはじめたリンゴの花を見ながら、砥山ふれあい果樹園を見学する。

この時ブドウ棚では、冬眠からまだ十分に醒めていないように、小さな芽が枝から顔 をのぞかせている程度である。

それから1ヵ月後、ブドウの芽が20〜30センチに伸びてきたら、わき芽かきと皮はぎの作業を行なう。葉が茂りすぎないように不必要なわき芽をとり、新しい 表皮と古い表皮の間に病害虫が入ってブドウの樹が枯れないように、幹や枝の古い皮をはぐ。

どちらもブドウをつくる農家にとっては大切な作業。お父さんやお母さんは高い枝から出ているわき芽かきと皮はぎを、子どもたちは幹の皮はぎを担当。幹から少し浮き上がった黒くてゴワゴワした古い皮を 引っ張ると、時には2〜3メートルの皮が一度にむけることもある。子どもたちにとって、ほかの子よりも皮が長くむけた時の何ともいえない快感がたまらな い。「どっちの皮が長い?」さっそく隣の子と比べっこがはじまる。

「みて、みて、こんなに長くむけたー!」

授 業の最後に提出する感想文では、「一番楽しかったのは、ブドウ畑の作業です。友だちとどっちがきの皮を長くむけるか競争しました」、「ブドウの皮むきで一 番長くむけたので気持ちがよかった」との声が寄せられた。アンケートでもブドウの皮はぎは果物の収穫体験に次いで人気が高い。来年も参加した子どもたちに ぜひ体験させたい作業のひとつだ。

(文責:砥山農業クラブ)