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ガイドの陰に準備あり、女子大生と園児の田園観察

2009 年 8 月 22 日
6月には腰の高さだったイネがもう1mでーす!

6月には腰の高さだったイネがもう1mでーす!

NPO法人オリザ・ネット(宮城県・仙台市)

 宮城学院大学付属幼稚園の園児13名と保護者が、夏真っ盛りの青い水田に降り立った。計測棒(押し入れツッパリ棒)を手にした宮城学院女子大学生のお姉さんが、子どもたちをイネのすぐそばへと誘う。駆け寄った子どもとイネの間に棒を立てて、
 「見てみて!」
 イネは1メートルの計測棒とほとんど同じで、子どもの背丈とも近い。まだ頭を垂れない稲穂がちょうど子どもたちの顔の高さにある。
 「棒の下の白い線が、6月20日に計ったイネの背丈。30センチくらいでした。2か月で3倍に育ったんですね」と、お姉さん。短期間で追い越されちゃったのだ、イネの成長パワーってすごい!

お姉さんと一緒にエダマメの観察

お姉さんと一緒にエダマメの観察

 計測の後は、自由観察。
 「アマガエル見っけ」
 「イナゴ見っけー」
 「大っきいカエル~(トウキョウダルマガエル)」
 生き物が目につくと、もう他は目に入らない!特に男の子たちは、走る、追う、とびつく。
 メガホンを片手にしたお姉さんたちの引率で畑に移動。夏野菜の観察と収穫は子どもたちを2班に分け、カボチャ、ネギ、エダマメ、キュウリそれぞれの畝をローテーションで案内し、作物の解説と収穫をガイドする。

 活動の拠点にしている温泉旅館の[都の湯]では、畑の夏野菜も使ったバーベキューとカレーライスの調理が進んでいた。みんなで食べるランチどき、今日収穫した野菜の栽培法や食味の特徴、料理レシピ([焼きネギのマリネ]や[カボチャのカレー焼き]など)を載せたシートをお母さんお父さんに配布する。
 「どれも私たちが調理して食べて、お薦めできるメニューです」と自信たっぷり。

 宮城学院女子大学生の教育ファーム活動は、作並の[都の湯]で1泊2日。今回も、子どもたちを案内するプランを立て、前日には計測や収穫のリハーサルも行って2日目に臨む。
 「子どもたちの反応を見ながら身振り手振りだけど、わかってくれたかどうかの確認がむずかしいですね。自分たちが体験して理解した上でないと伝えられないんだなぁって思います」
 参加親子を乗せたバスを見送った学生たちに、充実感と安堵の笑顔がうかぶ。
 ガンバレ! 管理栄養士を目指す乙女たち。

栄養士の卵、自信のレシピ!

栄養士の卵制作、自信の料理シート!

(NPO法人オリザ・ネットの6/19の活動レポートもあります)

文責:東北ブロック事務局 渡辺征治