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羽釜で7升炊き!?100人分の豪快カレー

2009 年 8 月 23 日
初めての包丁…やればできるもんねー!

初めての包丁…やればできるもんねー!

(社)ノオト(兵庫県・篠山市)

 1泊2日の宿泊体験の2日目。畑から帰ってくると、篠山チルドレンズミュージアム名物のおくどさん(※)で、収穫したばかりの野菜を使った、昼食のカレー作りがはじまった(※ おくどさん:京都地方の言葉で「竈(かまど)」のこと)。
 2基の竈の前にそれぞれ2人ずつ。火吹き竹を手にスタンバイOK。スタッフのケンゴさんが新聞と柴を入れて火種にし、太い薪をくべていく。
 「よーし、やってみよう!」
 ケンゴさんの合図で、子どもたちが一斉にフーフーやりはじめた。

それ吹け、やれ吹け~!

それ吹け、やれ吹け~!

 「下から上へ風がいくように。よっしゃー吹きまくれー!」
 「もっと火に近づいて、この辺をねらって!」
 左側の竈から煙が立ちはじめた。だが、右側は反応がない。どうやら火が消えかかっているようだ。「がんばれ!」のかけ声に必死の形相で息を吹きかける子どもたち。ケンゴさんが左の竈から火のついた薪をひとつ取り出して移しいれる。
 「ここらへん吹いて!」
 「頭がクラクラするー」と言いながらもがんばった甲斐あって、ようやく右の竈にも火がついた!
 竈の脇で待機しているのは、マッチ売りの少女ならぬ「薪売りの少女」たち。
 「大きい薪を3兆円分くださーい!」
 「はーい(笑)」
 と息の合った連携ぶり。
 火が勢いを増してきたところで羽釜に米を入れる。1升、2升、3升……なんと全部で7升!

畑の恵みと火の力に感謝して…いただきま~す

畑の恵みと火の力に感謝して…いただきま~す

 左の竈では玉ねぎを炒めはじめた。「玉ねぎのときは竹を吹かなくていいよ。弱火でじっくり炒めたほうが甘くなるからね」とケンゴさん。炒めるのはお父さんお母さんたち。大きな羽釜の中に身を乗り出すようにして、小さなしゃもじで炒めつづけるのは重労働。汗をかきかき交代で炒めていく。子どもたちが切った大量の野菜が届くと、つぎつぎ羽釜に投入する。水を加え、ルーを加えるとすごい量になった。
 「みんな死ぬほど食えよー(笑)!」
 約2時間をかけ、100人分のカレーとご飯が完成。味は絶品!なんといっても、自分たちで収穫し、調理した何種類もの野菜の旨みがぎっしり詰まっている。ちょっぴり硬いところが残ったお米と一緒によーく噛みしめ、しっかりと味わった。

文責:近畿ブロック事務局 金谷 眞理子