HOME > 教育ファーム活動報告 >教育ファーム2009現地レポート» ブログアーカイブ » 生協と市場と生産者、地産地消の強力タッグ!

生協と市場と生産者、地産地消の強力タッグ!

2009 年 9 月 5 日
野菜の育て方について、質問攻めにされる木村さん

野菜の育て方について、質問攻めにされる木村さん(キャップのおじさん)

生活協同組合コープかがわ(香川県・高松市)

 さぬき市郊外、畑と住宅が混在する大川地区にある専業農家の木村一夫さんの畑に、コープかがわ(大川エリア)の組合員親子約50名が集まった。今日はいよいよ、教育ファームの開校式&秋野菜の種まきだ。

 参加者たちにダイコンとホウレンソウの種が配られると、
 「野菜の種って初めて見た~。どうやってまいたらいいの?」
 と若いお母さんたちは戸惑い気味。
 小さな女の子は、まるで節分の豆まきのように種を播いてしまった。
 「わあ~、それじゃダメだよ~」と、うしろから年配の男性が種を埋めていく。
 野菜の栽培は初体験という参加者が多いようで、なかなか大変な種まきとなった。

種まきが「鬼は外~」になっちゃってますケド…

種まきが「鬼は外~」になっちゃってますケド…

 こうしてなんとか栽培の始まった野菜だが、収穫して自分たちで食べるだけではなく、11月に大川地区で行われるお祭で、みんなで販売する。さらに、そこで販売しきれない分は、すべて香川東部地方卸売市場を通し生協の店舗で販売することになっている。農家の木村さんにとって、教育ファームは消費者との交流の場であるだけでなく、ちょっとした契約栽培にもつながっているのだ。

「地元生産者と消費者の距離を縮めたい」と挨拶する古市さん

「消費者と生産者の距離を縮めたい」と挨拶する古市社長

 コープかがわはこれまでも、地元の生産者の野菜を地域の消費者に届ける活動をすすめてきた。そして、その活動に協力してきたのが、香川東部地方卸売市場の古市社長だ。
 「地方の青果卸は、モノを売る前に、情報発信基地であるべきだ。卸が動いて、地元の中小規模の生産者の野菜を活かす場を増やしたい」
 と社長は語る。

 生協と青果市場と生産者が「地元の消費者と生産者の距離を縮めたい」という同じ志のもとで取組む教育ファームには、地産地消の新たな可能性が見えてくる。

文責:中四国ブロック事務局 鈴木江美留