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海と陸(おか)のスローフード交流で新発見&再発見

2009 年 9 月 16 日
体験農場でざくざくキノコ

体験農場でざくざくキノコ

会津食育推進協議会(福島県・猪苗代町)

 さっき体験農園で手にした食材が、料理に姿を変えて並んでいた。
 「売ってるものよりずっと大きい!」と、ビッグな傘をもつキノコにびっくり。
 「一生食べないと思ってた~」と語る超トマト嫌いの少女を開眼させた、摘みたてトマト。

 宮城県気仙沼市立階上(はしかみ)小学校は毎年、6年生が会津地方のスローフードをたずねる「学習旅行」(=修学旅行)を実施している。喜多方市立熱塩(あつしお)小学校の子どもたちとともに、ヴィライナワシロの山際博美料理長が開設した体験農場で野菜を収穫。会津の伝統野菜に両校のふるさと食材もおりまぜ、ヴィラスタッフが腕によりをかけた18品の料理を味わいながら交流をした。好きな素材、食べたことがない素材や料理法に口元もゆるんでしまう。

体験農場の野菜と熱塩小学校のみんなが育てた野菜がたっぷり

体験農場の野菜と熱塩小学校のみんなが育てた野菜がたっぷり

 「ジャガイモの味噌グラタン、味噌を使ってるなんてわからないくらいおいしい」
 「ナメコチャーハンが本当においしい。最初はえー?!って思ったけど」
 旅行の2週前、山際料理長は階上を訪れ、会津地方の食材と体験農園について出前授業をしてくれた。その際、子どもたちの驚きを集めたメニューの一つがこのナメコチャーハン。

 みんな満腹になる頃、カップに入った緑色のアイスクリームが出てきた。一口食べると、みんな目を丸くして騒然!
 「キュウリのアイスだ!」
 もう一種類の白いアイスで、驚きはさらにボリュームアップ。
 「タマネギの味だ!」
 「おいしいよ。畑でキュウリにがぶっとかぶりついた感じ」
 「そうかなー、クサくない!?」
 と、それぞれに感想が飛び交う。

 終わったあとの感想発表会では、「気仙沼の魚はおいしかったです」と熱塩小学校の子が言えば、「一緒に野菜を収穫して楽しかったです」と階上小学校の子どもが返す。
 いずれのふるさとにもそれぞれの豊かなおいしさがあることを確かめあい、ジャガイモやナメコなど身近な食材が秘めている可能性の奥深さにびっくりしっぱなしの一日だった。

抹茶アイス?いえいえこれはキュウリの緑。味ももちろん…

抹茶アイス?いえいえこれはキュウリの緑。味ももちろん…

(会津食育推進協議会の7/22の活動レポートもあります)

文責:東北ブロック事務局 渡辺征治