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作業体験+「畑遊び」で子どもたちの関心も継続中

2009 年 9 月 26 日
「うーんと、この木は…」

「うーんと、この木は…」

NPO法人 霧島食育研究会(鹿児島県・霧島市)

 「この木は何でしょう?」と、遊び部門担当の平島将光さんが子どもたちに問いかけると、「はーい!はーい!」とあちこちで勢いよく手が挙がる。指される前に「ブルーベリー!」とフライング気味に答える子もいて、
 「それ反則!わたしもいま答えようと思ってたのにー」と抗議が殺到だ。

長靴で踏んだらつるんとクリの実が出てくる快感!

長靴で踏んだらつるんとクリの実が出てくる快感!

 正解者には、みんなで作った樹名板を木にかける権利が与えられる。たったそれだけのことなのに、大熱狂&大興奮の木の名前当てクイズ。少々難易度が高い“ハリエンジュ”の木を前に、手渡された「木のヒント集」と実物を交互に見比べながら「わからん…」と焦りで固まる子どもに、
 「ここの幹にあるトゲ、何かに似てない?トゲみたいな名前がついとる木、どれかな?」と、絶妙なヒントが。
 「わかったーっ!針やん。ハリエンジュだぁ」
 「大正解!」
 ワーと歓声が響く。

 3反の畑といろいろな果樹が植わっている果樹園でできることを組み合わせた、工夫満載のオリジナル体験プログラム。
 「畑は作物を育てる場所」という概念を捨てて畑と向き合ってみることで、農と食と自然との新しい楽しみ方のスタイルが見つかるのでは? そんな思いからスタートしたのが、霧島食育研究会の、親子で参加できる「畑と遊ぼうプロジェクト」だ。

レーキでソバ畑の土寄せ 道具を使わせてもらってうれしそう

レーキでソバ畑の土寄せ「道具を使うのうれしい!」

 一回約120分の取組み時間は、①「畑作業」、②「作って食べる」、③「畑(果樹園)と遊ぶ」の三部構成になっている。今回は①の「畑作業」がソバ畑の土寄せ、②の「作って食べる」がねじねじパン作り、③の「畑(果樹園)と遊ぶ」が果樹園の樹木観察という内容だ。

 「畑ってこんなに楽しいところだって思いもしませんでした。子どもも私も、あといくつ寝たら畑だねって待ち遠しくてたまらないんです」と話すママの横で、
 「ここがうちの庭やったらいいのに~」とぼやく男の子の声が聞こえてきた。

文責:九州・沖縄ブロック事務局 矢野菜穂