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「食」と「農」 ハッピーな次世代コラボでキビリ隊

2009 年 10 月 3 日

JAえびの市青年部 (宮崎県えびの市)

「食」と「農」のキビリ隊 全員集合!

「食」と「農」のキビリ隊 全員集合!

 「お久しぶりです~」と軽い足どりでやってくるのは、管理栄養士を目指す南九州大学の女子学生たち。「おーよう来たねー」と迎えるJAえびの市青年部の方はというと、少々照れながら固さが残る面持ち。

 「食」の専門家を志す学生と「農」の担い手の農業青年のコラボで、昨年4月に立ち上がった「食と農のキビリ(むすび)隊」。次世代の若者たちがいっしょにサツマイモを育てて特産品となるスイーツの開発を目指しながら、もしかすると将来のカップルが誕生するかも?という教育ファーム。今日は5月に植え付けた7種類のサツマイモの収穫作業だ。

真剣に大きな芋を探す

真剣に大きな芋を探す

 「サツマイモの定植の際、最初は立ち往生していた学生たちが、作業がすすむうちに率先して裸足で畑に入っていったんですよ。『土ってきもちいいー』ってどんどん靴を脱いでいって。うれしかったなあ。あれをきっかけに、あの子たちの何かが変わったように思ったな」と、青年部リーダーの鬼川直也さんは振り返る。「ペディキュアをしてるオシャレっ子が多くて、鮮やかな色が土に映えて宝石みたいにきれいだった~」

 収穫が始まると「うわー芋が出てきたー」「とったどー」と、あちこちから歓喜の声が。「一番大きくて重い芋を掘るコンテスト」ということで、彼女たちの目も真剣。そのうちに、大きなサツマイモには大きな蔓がついている法則を発見したり、「鳴門金時」「栗こがね」「黄金千貫」など、芋の品種によって大きさや味が異なることを知ったり。
 「サツマイモ」と、これまでは一様にしてきた見識の浅さを実感することも、大きな気づきとなった。

青年部が育てた野菜や肉で具だくさん豚汁

青年部が育てた野菜や肉で具だくさん豚汁

 「最初はバスで一時間半もかけて、なんで芋をつくるん?と思いよったけど、今ではここに来るのが楽しみ。やさしくて力持ちのお兄さんたちはカッコよか。同級生の男子が弱っぺに見えるもんね」の言葉に、「そうそう」の声が重なる。
 「農家に嫁に行け。かわいがらるっぞ」というお誘いに「うん、それもいいかも!」

 いま、とってもハッピーな次世代コラボから目が離せない。

 

 文責:九州・沖縄ブロック事務局 矢野菜穂