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老人会、食改さん ベテランの支援で充実のサツマイモづくし体験

2009 年 10 月 5 日

高取町教育ファーム推進協議会(奈良県・高取町)

見て見て~!!

見て見て~!!

 「うわー、でっか~い!」
 奈良県高取町の静かな集落が、今日は朝からかわいらしい声で大賑わい。町内の幼稚園や保育所、育児サークルの親子連れが、続々と到着してはサツマイモ掘りに精を出す。「大きすぎて、ひっぱるとツルが切れそう!」と、大喜びの子どもたち。袋にイモを詰め、よっこらしょと。5月に苗植え体験をした子どもたちもいて、大きく育ったイモにとっても嬉しそう。

サツマイモがお団子になったよ!

サツマイモがお団子になったよ!

 実はこの畑、今年3月までは10年以上も手つかずの耕作放棄地だった。草藪がジャングルのように生い茂っていたのを、地元の老人会(兵庫老人クラブ)のメンバーたちが「地元をよくしたい」との思いでせっせと草を刈って耕し、蘇らせたのだ。畑の復活をあきらめていた地元民みんなが驚嘆するなか、春には集落営農「マイファーム高取」が誕生。教育ファームという追い風も加わり、眠れる力を発揮しつつ次々と新企画を実現中の兵庫老人クラブ。「何かしないと何も始まらない」というメンバーたちの言葉に惹かれるように集まってくる、次世代、次々世代の親子たち!

いただきまーす!

いただきまーす!

 掘ったばかりのサツマイモを抱えた子どもたちが「兵庫老人憩いの家」に向かうと、高取町食生活改善推進員協議会(以下、食改)のベテラン主婦たちが、「サツマイモ入りみたらし団子」を指南しようと待ってくれていた。
 茹でたイモと白玉粉を練って細長い棒状にしたものを、子どもたちがナイフで切って丸めて団子にしていく。あとは大鍋で茹であげたら、みたらしあんをかけて出来上がり。さっそく団子をいただくと、「おいしいー」、「今日お手伝いできたから家でもお手伝いする!」など、次々に嬉しい反応が。

 イモ掘りから調理・食体験まで、盛りだくさんな体験が凝縮された数時間。これも、老人クラブと食改という、ベテラン男女たちによるサポートのお陰。子どもが持ち帰った大きなサツマイモと、美味しそうなレシピ。今日はきっとそれぞれの家庭が、サツマイモの話題で盛り上がるに違いない。

(高取町教育ファーム推進協議会の6/169/10の活動レポートもあります)

文責:関西ブロック事務局 近藤直子