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ちいさな魂が育つ場所

2008 年 6 月 23 日

小鳩の家保育園開園 (佐賀県・武雄市)

間隔を取って、いよいよ田んぼに入ります

間隔を取って、いよいよ田んぼに入ります

6月23日。佐賀県武雄市にある小鳩の家保育園の年長児21人の田植えの日。
全員、スイミングキャップに、足元はビーチサンダル。各自ぶらさげたスーパー袋には「お着替え」が。さすが、田植え始めて19年のベテラン保育園。万全の構えです。

この園は、市内の有機野菜栽培グループ「山内町オアシス会」と連携し、食と農の実体験保育に取り組む食育活動の盛んなところ。保育園から引き取った給食用食 材くずを肥料にして育てられた無農薬野菜を給食メニューの中に取り入れ、小さな地域での循環食育に取り組んでいるのです。

園から歩いてすぐの畑には、園のみんなで育てている無農薬菜園もあって、毎日どろんこ遊び代わりに農作業というスタイルが定着しているんだとか。

おそるおそる足を踏み入れる へたれボーイズたち

おそるおそる足を踏み入れる へたれボーイズたち

そんなふうに日ごろから土に親しんでいる園児でさえも、泥んこの田んぼを目にすると、なかなか足を踏み入れることができません。

「何がひそんでいるか見えない不気味な泥んこに足を踏み入れるのに、子どもは子どもなりに、えいやっと一大決断をしなければなりません。勇気をふるって、田ん ぼに入れば、そこは、冷たくて、やわらかで気持ちいい場所だとわかります。そんな五感や気力をフル稼働させる保育の場として、農業体験というのは欠かすこ とができないものです」と、園長先生。地域の人々に見守られながら、小さな魂が育っています。

(文責:事務局)

地域のやさしいお兄さんからマンツーマンの指導