HOME > 教育ファーム活動報告 >教育ファーム2009現地レポート» ブログアーカイブ » 「うちの畑と何が違うんだろ?」農家を見る目が変わってきた!

「うちの畑と何が違うんだろ?」農家を見る目が変わってきた!

2009 年 10 月 17 日

生活協同組合 コープかがわ(香川県・高松市)

お持ち帰り、てんこ盛りデスネ、お父さん

お持ち帰り、てんこ盛りデスネ、お父さん

 畑に着くなり、「うわ~、スゴイ、大きくなってる~!」と声があがった。指導農家、木村一夫さんの畑にやってきた、コープかがわの組合員親子32名。今日が2回目の活動日だ。

「ブロッコリー、でか~!」

「ブロッコリー、でか~!」

 前回の活動日(40日前)に種をまいたダイコンとホウレンソウが青々と育っている。苗を植えたレタスは、もう食べられるくらいの大きさ。ブロッコリーは腰丈ほどに葉を茂らせている。
 けれど参加者たちは、単に「この1か月でずいぶん育ったなぁ」と感心しているだけではない。続いて聞こえてきたのは、こんな声だった。
 「うちのはこんなに大きくなってないよ。ブロッコリーなんか、茎の太さがぜんぜん違う!」
 「うちの畑と何が違うんだろう。土かな?肥料?もしかして、すべてが違う~??」

 実は前回の体験のとき、余ったレタスやブロッコリーの苗が希望者に配布された。それを持ち帰って家の庭や小さな家庭菜園で育ててみて、同じ時期に植えた同じ苗なのにここの畑とでは育ち方がまったく違う!自分で育ててみて初めて実感する、農家の実力……

種の播き忘れ? ホウレンソウに空白地帯が…

種のまき忘れ? ホウレンソウに空白地帯が…

 参加者たちの日常の生活圏内にあるこの畑。みんな普段から何気なく畑のそばを通りかかる。そこで目にするのは、作物の生育だけではない。何よりも、畑の世話をしている木村さんを見かけているのだ。

 「野菜がこんなに立派に大きくなったのは木村さんのおかげ。いつも水やりをしてくれてたし」
 「私が通りかかったときは、木村さんが草取りをしてくれてた」

 自分たちが関わった畑でなければ、そこで農家が何かをしていても単なる風景の一部でしかなかったかもしれない。でも自分で種をまいて苗を植えた畑で、指導してくれた木村さんが作業をしている姿は、「あ、あの苗に水をあげてくれているんだな」とか、「草をとってくれてるんだな」という感謝の気持ちにきっとつながっていくだろう。

 教育ファームを通して、農家を見る消費者の目が確かに変わってきた。

(コープかがわの9/5の活動レポートもあります)

文責:中四国ブロック事務局 鈴木江美留