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ボクにもできた!でっかいコンバインでイネ刈り体験

2009 年 10 月 24 日
子どももお父さんも先生も結わえるのに苦戦…

子どももお父さんも先生も結わえるのに苦戦…

JAやまがた置賜青年部飯豊添川支部(山形県・飯豊町)

 JA山形おきたま青年部飯豊添川支部のメンバーが、東京の杉並区立第六小学校の小さな学校田へ出前授業を実施した翌日。今度は、杉並第六小の5年生を中心とした希望者15人がお父さんお母さんたちと飯豊町を訪問し、本場米どころの田んぼでイネ刈り体験を満喫した。

 春にも来た田植えツアーでみんなが植えた[はえぬき]は、青年部メンバーの管理で立派に頭を垂れている。鎌を手に手に昔ながらのイネ刈りにはみんな悪銭苦闘。とくにイネ束を結わえるところが、どうしても一人ではできない。次は今の機械作業も体験してもらおうか。
 轟音一発、コンバインがうなりを上げた。広い田んぼをまずはぐるっと1周しながらお手本を見せる「しんちゃん」こと高橋真之介さん。さぁ乗ってみよう。

「イネが機械を駆け上ってくる~!」

「イネが機械を駆けあがってくる~!」

 おそるおそるレバーを倒すと、コンバインはゆっくりと前に進んだ。別のレバーで刈り取り機を地面近くまで下げると……うわぉ!イネを刈り取りながら進みだしたぁ!
 運転席の隣に付き添っていたしんちゃんがコンバインを降りる。
 「もしかしていまボク一人でやってる?」
 まっすぐ一列が刈り終わる頃、しんちゃんが再び乗り込んできた。90度ターンして時計と反対回りに刈っていく。コンバインについてまわって、タンクの小窓をのぞく子どもたち。
 「ここに米がたまっていくんだ~」
 次はトラックに取りつけた運搬機にお米を排出。トラックの真上に排出アームをかざすと、モミが滝のように落ちてきた。子どもたちはトラックにのぼってマジマジと観察。
 「おっきな機械だった」「振動がすごかった」「手刈りとぜんぜん違う。あんまり自分で刈っている感じがしない」「学校の田んぼと違ってイナゴとかカエルがいっぱいいる!」
 戻ってきた子どもたちの感想はさまざまだが、みんな初めての光景に心が高なっている。

 山の向こうに沈んだ夕日を受けて頭上の雲が真っ赤になった頃、自然豊かな本場のイネ刈り体験の一日が終わった。

「左手で進んで、右手で刈って…あ、逆だっけかな?」

「左手で進んで、右手で刈って…あ、逆だっけかな?」

東北ブロック事務局 渡辺征治