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安いよ~新鮮だよ~! 売り切れ必至の二井宿小野菜

2009 年 10 月 24 日
「形はばらばらだけどおいしいよ!」

「形はばらばらだけどおいしいよ!」

食農教育ネットワーク山形地域研究会(山形県・高畠町)

 10月末の土曜日。校舎の玄関前にテーブルを並べ、袋詰めの野菜を足下に続々と置いていく子どもたち。ジャガイモ、白菜、青菜、ジャガイモ、サトイモ、ダイコン、もち米……
 有機農業の盛んな高畠町の二井宿小学校生徒53人が、やっぱり有機で育てた野菜やもち米を、収穫祭で地域のみんなに販売するのだ。

 開店まであと10分。テーブルの前はすでに「行列のできる名店」状態。さっきまで生徒たちといっしょに餅をついて味わった家族や地域の人たちが、今か今かと待ちかねている。
 「毎年こうです。やっぱり子どもたちが頑張って育てた野菜ですからね、みんな食べたいし応援したいんですよ。本当に『あっ!』ちゅう間に売り切れ」
 一人の子どもから声が上がった。
 「お父さ~ん、ダイコン買ってな~」
 「まかしとけ~」と、行列の中から答える声にどっ!と沸く。

カラフルな手書きPOPがひるがえる

カラフルな手書きPOPがひるがえる

 そして、開店時刻の2時15分。
 「今年もがんばって畑で野菜を育てました。おかげさまで立派に実りました。では…●☃&※☆♪!!」
 堰を切ったように販売開始、大騒ぎでもう会話が聞きとれない。
 「100円です」
 「はい、ありがとうございます」
 「ありがとうございま~す」
 もち米が1袋1キロ入りで500円。野菜はダイコン2本、ジャガイモ2キロ、サトイモ2キロ、それぞれ全部100円だ。
 無事にお目当ての野菜をゲットし、行列を離脱したお父さんたちはニコニコ。今年はたぁんと用意したので、一人一品ずつ買ってもまだ余っていた。

まさに飛ぶような売れゆき

まさに飛ぶような売れゆき

 「青菜、3袋までOKですよ~」
 「ジャガイモ、まだありま~す」必至に追い上げ、最後の1袋も売り切って、
 「やった~!完売だ~!」
 ひときわ高い歓声と拍手が紅葉の山にこだまする。

 「お父さんが買ってくれた」「弟も来てくれた」「家族に買ってもらえるのは本当にうれしい!」
 この日の売り上げは37,100円。教育ファームの体験を豊かにするための活動資金にあてる見込み。
 有機の里は、教育ファームも元気だ。

 

文責:東北ブロック事務局 渡辺征治