HOME > 教育ファーム活動報告 >教育ファーム2009現地レポート» ブログアーカイブ » 初めてのイネ刈りでお母さんもJA青年部に「弟子入り」!?

初めてのイネ刈りでお母さんもJA青年部に「弟子入り」!?

2009 年 11 月 2 日
稲穂を見つめるお母さん

稲穂を見つめるお母さん

JA秋田ふるさと青年部(秋田県・横手市)

 6月末の田植えから約4か月。子どもたちから「師匠」と呼ばれるJA秋田ふるさと青年部員たちが、また神奈川県の相模原市立大沼小学校にやってきた。田植えのときと同じく、7~8人ずつグループ分けされた子どもたちに一人ずつ担当の青年部員がはりつく「弟子入り制度」で、イネ刈りがスタート。
 この日、学校からの呼びかけで集まっていたお母さんたちも初めてのイネ刈りにチャレンジする。わが子と同じように列に並んでとても楽しそうだ。

「師匠、わたしにも教えてください」

「わたしにも教えてください」

 イネ刈り終了後、「刈り残した稲株は、スコップで土のなかにすき込みます。稲株が肥料になるので、どんどんいい土になっていきますよ。田んぼでできるものには捨てるものはないのです」と、青年部長の篭谷(こもりや)亨さん。お母さんたちも「へ~」と感心しながら耳を傾ける。そのうち、子どもたちの活動の合間に、手の空いていそうな「師匠」たちを見つけては、農業のことをあれこれ質問するお母さんたちの姿が見られだした。

 今回収穫したお米は、はさがけして何日か天日干しをした後で、精米してご飯になる。残念ながら、青年部員たちはそのときまで一緒にいられないから、「せめて今回は自分たちの育てたあきたこまちを食べてもらおう」と、秋田で精米したお米を持参してくれていた。そのお米で、「弟子入り」したばかりのお母さんたちが、青年部員たちへの感謝を込めて、調理室で賑やかにおにぎりづくり。

お母さんたち作「あきたこまちおにぎり」一人二個

お母さんたち作「あきたこまちおにぎり」一人二個

 校庭で盛大に開かれた感謝祭のあとで、お母さんたちがにぎった「あきたこまち」のおにぎりが全員に振る舞われると、
 「あきたこまちおいしー!」「おにぎりおいしー!」と、子どもたち。
 「うまい!」「お母さんたち、ありがとー」と、青年部員。

 秋田の農業青年たちが運んできてくれた「農」と「食」への思いは、都会で暮らす子どもたちに、そしてお母さんたちに、しっかりと届けられた。

 

 

文責:関東ブロック事務局 中川哲雄