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教育ファームで小さな山里の交流

2009 年 11 月 14 日
ステージは奥三河の山里

ステージは奥三河の山里

津具森林組合・NPO法人 とみやま交流センター(愛知県・設楽町 豊根村)

 愛知県と静岡県と長野県の県境にある富山地区は四方を山に囲まれた、人口150人にも満たない小さな集落。
 愛知で唯一、山村留学が行われているこの村でのプログラムは全4回。8月にソバと冬野菜の種まきを行い、今回はその収穫。地元の小中学生8名に、岡崎、名古屋市からの親子2組が加わり、計15名で開催された。

 伝統的な三河の山里の食文化をつないでいこうという想いから、地元で生まれ育った山下千代一さんと田辺サキエさんが、昔ながらの手法で畑の指導に当たる。
 二人が、ソバの刈り方とはざかけのお手本を見せると、子どもたちは熱心なまなざしで見つめながらも、早く自分たちでやってみたい様子。

どうだ?わかるか?

どうだ?わかるか?

 ソバを刈り取り、はざかけした後は、サツマイモ掘り。
 「ソバ畑の土とサツマイモ畑の土、それぞれ違いがあるから、お芋は手で掘ってその違いを感じてみよう!」

 とれたてのサツマイモをじっくり焼き、2つに割ると、中にはほくほくの黄金色の実が!
 さっそくいただくと、「おいしー!」と子どもたちの歓声が上がる。

 「できたお芋は、先生方にも食べていただきましょう!」
 スタッフが声をかけると、子どもたちは、山下さんと田辺さんに、サツマイモを手渡す。
 指導に当たった、山下さんと田辺さんも満足げ。
 「旧とみやま村は、昔からお米も作れない貧しい土地で、みんなで協力しないと生きていけない場所でした。だから自然とみんなで協力する風土があるかもしれません」。
 NPO法人とみやま交流センター事務局長の鵜飼究さんは、そう話す。

 この土地にあるものをみんなで力を合わせて育て、協力して生きていく。奥三河の山里に、教育ファームを通じた暖かい交流があった。

みんなでほくほくサツマイモ!

みんなでほくほくサツマイモ!

(津具森林組合・NPO法人 とみやま交流センターの6/14の活動レポートもあります)

文責:東海ブロック事務局 児玉記幸