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デジタル(情報)とアナログ(体験)で気持ちをつなぐ

2009 年 11 月 15 日
大型バスでダイズ畑に到着

大型バスでダイズ畑に到着

「埼玉地産地消体験クラブ」(埼玉県・蕨市)

 埼玉地産地消体験クラブのダイズづくり。参加親子たちは住宅が立ち並ぶ市街地を離れ、郊外の畑まで大型バスで移動する。距離が遠くて種まきと収穫の2回しかできない活動をなんとかつなげようと、7月にみんなで種をまいたあともスタッフが毎週畑に訪れてブログで「実況中継」。自分でタネをまいたダイズがだんだん育っていく様子を、参加者たちはパソコンから見守りつづけていた。

 11月、いよいよ待ちに待った収穫。種まき以来の畑にバスで向かう親子50人に、ブログで「中継」しつづけてきた畑の写真が回覧された。1時間ほどでバスが圃場に到着すると、「さっき写真でみた緑色のダイズがこんなに茶色くなっちゃうんですねー」と感嘆の声が上がる。

地味~なサヤ剥きにハマる

地味~なサヤ剥きにハマる

 自分たちの育てたダイズに少しでも「実感」を持ってもらおうと、畑の脇にしゃがみこんで、収穫したダイズのサヤをみんなで手剥き。
 「これ、ボクらがまいたタネなんだよなぁ」と、思わずつぶやくお父さん。子どもたちは地べたにペタンと座ったり、大人たちは立ったりしゃがんだり腰を伸ばしたり。手と一緒に口も動きはじめて会話が広がりだす。単調な作業をしながら、家族や仲間たちと他愛のないおしゃべり。手伝いをする子どもたちは飽きて周りをぷらぷら、戻ってきてはまた手伝って。教育ファーム畑の脇に農村生活空間が出現したみたいだ。

 作業が終わりみんなで囲んだ昼食のテーブルに、苦労してサヤ剥きしたばかりのダイズが塩茹でされて早速登場した。
 「うわっ、おいしいー!」
 噛めば噛むほど甘いダイズに子どもたちもびっくり。
 「2回だけの体験、これでやっと食べるところまでつながりました」と事務局長の根本浩さん。

 収穫体験後ブログの更新をしばらくお休みしていたら、「楽しみにしているのにどうしたんですか?」と、参加者たちから連絡が入った。
 「皆さんちゃんと見てくれてたんですね」と、苦労して続けてきたブログへの嬉しい反応に、大喜びのスタッフたちだった(埼玉地産地消体験クラブのブログはこちら)。

「こんなにとったよ~」

「こんなにとったよ~」

文責:関東ブロック事務局 中川哲雄