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失敗なんてへっちゃら 干しナスで見事リベンジ!

2009 年 11 月 29 日
「干しナスなんて初めてみたな~」とおじさん

「干しナスなんて初めてみたな~」とおじさん

阿波市立伊沢小学校(徳島県・阿波市)

 「これ、干しナス?うちらが小さいころはよう食べたけど、今の人たちはほとんど知らんやろ」と、隣のブースのおばあちゃん。
 今日は、伊沢小学校の6年生12人が、地元のJA祭に出店して干しナスを販売中。
 実はこの干しナス、子どもたちの「今度こそ売ってやるで!」という熱い思いのかたまりなのである…

背後のボードにはこれまでの活動報告が

背後のボードにはこれまでの活動報告が

 春から学校農園で育ててきた“阿波ナス”を、夏休みに直売所で販売した子どもたち。ところが、売れなかった。なにしろ地元の特産品。わざわざお金を出して買わなくても、自分でつくったり近所からもらったり容易に手に入る産物だったのだ。
 「これは失敗…」担任の日岡健二先生は冷や汗をかいたが、子どもたちはへこたれなかった。どうしたら売れるか、まわりの人たちにリサーチを開始。「調理レシピを一緒に配ったらどうか」など、みんなで頭をひねっていろいろなアイデアを集めはじめる。
 そのなかに、おばあちゃんから「昔は干しナスにして味を付けしながら煮て、チラシ寿司の具にしていた」という話を聞いてきた子がいた。「そうか!ナスを干して乾燥させておいて、ナスがとれなくなったころに売ればいいじゃないか!」
 さっそく子どもたちは干しナスづくりに挑戦。食育担当の先生に協力してもらって、新しい干しナス料理も考えた。レシピも用意し、満を持してこの日を迎えたのである。

干しナスギョーザ

干しナスギョーザ

 「干しナス、いかがですかー!」元気いっぱいにPRする子どもたちの声に誘われ、若いママさんが近づいてくる。「これ、どうやって食べるの?」という質問に、「レシピも一緒に入れます!ギョーザの具にするとおいしいです!」と答えるのは、干しナスギョーザの発案者の男の子。「へえ、じゃあ1袋ください」「ありがとうございまーす!!」

 スタートから1時間後には見事完売。夏のリベンジを果たして意気揚々と引き上げていく子どもたちのうしろ姿には、満足感と自信がみなぎっていた。

大きく変化したウェビングマップにも注目

大きく変化したウェビングマップにも注目

(阿波市立伊沢小学校の6/30の活動レポートもあります)

文責:中四国ブロック事務局 鈴木江美留