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ピーマンのなる木って、こんなに大きいの?

2008 年 9 月 9 日

子ども農業体験塾運営委員会 (北海道・旭川市)

 旭川市の子ども農業体験塾では、応募があった市内小学生5~6年生30名を5~6名の班に分け、市内5戸の農家でそれぞれの班ごとに体験をさせている。
 そのうちのひとつ西島農園ではこの日「ピーマンの収穫」を行っていた。この日は、北海道も異例ともいうべき暑い日。そんな中、作業はビニールハウスの中。しかも、午後からの作業だったので、暑さはピーク!!・・・にも関わらずモクモクと作業を進める子どもたちがいた。

「暑いのにもビックリだけど、もっと驚いたのはピーマンがこんな形でなっているのにもっとビックリ」と、普段お店に並んだピーマンしか見たことなかった子どもたちにとっては、暑さよりもピーマンのなり方のほうに関心があったようだ。
 西島農園では、稲と野菜の栽培を子どもたちの学習として位置づけている。
「思った以上に、この連日の暑さもあってか、ピーマンの生育が早くてね。収穫が追いつかなくて、子どもたちにも一緒に収穫してもらうことにしたの」と話すのは、西島八重子さん。市民農業大学を卒業し、旭川農業を元気にしようと頑張る元気なおかあさんだ。この日、市民農業大学の実習生も西島農園に来ていて実習をかねてピーマン収穫に汗を流していた。
 ピーマンの定植は体験塾がはじまる前(5月10日)から始まっていた。子どもたちはピーマンがハウスに移ってから、わき目かきや草取りなどの作業の管理作業を中心に行ってきたので、収穫時期を楽しみにしていた。
「ね~、水飲みながらやってね~!」と西島さんの声もよそに、カゴいっぱいに子どもたちは収穫を進めていく。

「こんなに大きな木みたいになって、そこにいっぱいぶら下がるようになっていくとは思っていなかった。すごいですねぇ」と言いながら、子どもたちはひとつひとつ丁寧にピーマンを収穫していく。収穫されたピーマンは選別作業を経て、指定の袋と箱に入り出荷されていく。
「このような成り物野菜は、収穫作業が一定期間続くんですね。収穫しながら、管理作業し、より長く収穫するには、形のいい実に育てるにはどうしたらいいか・・・など、実際の農家の暮らしと合わせて体験させてます」と西島さんは語る。そんな中、子どもたちは額から流れる汗をものともせず、ひとつひとつ丁寧に、かつスピーディーに収穫作業を行っていた。

(文責:事務局)