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ストレス発散!子育てママさんの新しい場づくり

2008 年 9 月 11 日

日進野菜塾(愛知県・名古屋市)

 名古屋市天白区の新興住宅の菜園には、幼いわが子を背負って一心不乱に鍬をふる若いママさんの姿。子育て中の若いママさんたちを対象に、日進野菜塾ではハーブや夏野菜の栽培に取り組んでいる。
 平日の午前10時、マンションが周囲に立ち並ぶ菜園に集まった参加者は、指導農家からハーブや夏野菜の収穫方法を教わった後、さっそく収穫作業を体験。収穫後は、テントの下でハーブや野菜の美味しい調理方法といった野趣あふれる実演も……。

 都会の教育ファームについて、その斬新さを語る熊谷さん(日進野菜塾代表)は、「天白区は新しい町で、入居したばかりの若い子育て世代が多いところ。地縁も無いなか、育児ストレスの解消もふくめて、子どもといっしょに土に触れたいという声が多いんです」と、取組みの手応えを感じている。
 知らない同士だった参加者が、お互いに談笑しながら収穫や試食をしたり、お茶を飲んだり……と、やがて共通の話題を抱えたひとつのコミュニティができあがる。本来は午前中で終了の予定も、菜園では若いママさんたちの話が弾み、午後二時を過ぎることもしばしば。

フレッシュハーブティーを飲みながら収穫物の試食を楽しむ

フレッシュハーブティーを飲みながら収穫物の試食を楽しむ

ハーブ園で摘みとり作業。親子で帽子もオシャレ

 ママさんたちは収穫したばかりの鮮烈な香りのバジルを見て、「これで今日もバジルソースをたくさんつくれる。『おいしいからまたつくって!』って、家でいわれているのよね(笑)」と、最近習った料理の話にも花がさく。親子の体験では子どもの変容が注目されがちだが、日進野菜塾の取組みは「お母さんが主役」。都市部の教育ファームの目的や効果に新しい方向性が見いだされている。

(文責:事務局)