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田んぼと畑には「お父さんのロマン」がある

2008 年 9 月 28 日

おおやまだ農業小学校(三重県・伊賀市)

 今年で開校13年目、おおやまだ農業小学校には、大阪や名古屋など県外も含めて15家族が農業体験にやってくる。月2回の開校のうち1回は「自由登校の日」で参加も自由だが、2回ともしっかりと参加する親子が多い。
「『家族で農業小学校に参加しよう』といいだすのは、大抵はお母さん。でも活動がはじまると、いつの間にかお父さんの方がハマってるんですよね」と、事務局の三苫(みとま)悟さんはいう。

 9月28日。田んぼでは、集まった家族がイネ刈りに精をだす。作業中、親子の息はピッタリ!子どもとお母さん、お父さんが協力してワラをバケツリレー方式で運び出す。みんな大はりきりだが、見ていると一番ハッスルしているのはお父さんたち。休憩中も、家族ごとの畑のことが気になる様子。

「やりだすとけっこうおもろいんですわ。畑に来れへんと野菜がどうなってるか気になるし。そしたら月1回の体験では少ないんですわ」と、参加したお父さんはいう。
 おおやまだ農業小学校には、家族ごとに区画された「マイ畑」がある。この畑は、家族で好きに野菜を植えられるが、逆にほったらかすと、すぐに草がボウボウになる。畑の世話をしたらしただけの成果が返ってくるところが、お父さんたちにはたまらないようだ。
休憩時間に「マイ畑」で育てたハーブを他の家族にふるまいながら、畑の管理について語りあう姿は、もう立派な「ファーマー父さん」だ。

 おコメを収穫した後は一升瓶での精米にチャレンジ。勢いよく棒をついてゼイゼイと息が上がっている子どもに、「がんばれ~!」と、瓶を押さえるお父さんの声にも力が入る。しばらくすると、瓶のなかには黒い古代米が現れてきて、「おお~、でてきたー!」と、子ども以上に喜んでいたのは、やっぱりお父さんのほうだった。田んぼと畑には、まちにはない「男のロマン」が詰まっているのかもしれない。がんばれ!ファーマーお父さんたち。

 
文責:事務局