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子どもたちが最後まで集中!班対抗の「草取り大会」

2008 年 7 月 19 日

高槻とかいなか教育ファーム推進協議会(大阪府・高槻市)

大阪府高槻市原地区は、市街地から車で15分、豊かな田園風景が残っている里山。高槻とかいなか教育ファーム推進協議会(事務局:NPOアダージョ)は、「高槻わくわくファーム」と題し、公募で集まった市内在住の小学校3~6年生50名を対象に、おコメとソバづくりに挑戦している。
7月上旬、ある日のスタッフミーティング。議題は、間近にと迫った「田んぼの草取り」について。
「普通に草取りはおもろないやろ!?」、「大人でもやらんわぁ!」
「子どもたちも嫌がるやろなぁ~」
と、否定的な意見が続く・・・
するとあるスタッフが、
「どうせやるなら、班対抗にして草取り大会にしてみたら、どない?」
単なる作業ではなく、ゲームとして草取りをする・・・
高学年と低学年を混ぜて5~6人で1班にすれば8班になるし、これは案外いけるかも・・・
悩んでいたスタッフの表情が一変した。

いっせいに田んぼに入る子どもたち

雑草と間違えてイネをひっこ抜いちゃうことも

7月19日。草取り大会の本番。
ほ場を貸してくださっている、きよっさん(指導農家の畑中喜代司さん)が、子どもたちにこう言った。
「みんなが田んぼのなかを歩くことで、田んぼの土がかき混ぜられていく。そうするとイネが強い根っ子になって立派に成長していくんや! みんなで草取りして美味しいおコメを食べようぜ!!」
草取りをすると、おいしいお米が食べられるんかぁ!!
子どもたちの目が「キラリ☆」と輝きはじめた。
しかも「班対抗戦」ときたものだから、盛り上がる子どもたち。
ルールはいたって簡単!「班でどれだけたくさんの雑草を取るか」。
イネと雑草の見分け方を学んだ子どもたちは、スーパーのビニール袋を片手に「田んぼへGO!!」
田んぼのヌルヌル感に多少戸惑いながらも、やがて子どもたちの声は悲鳴から歓声へと変わっていく。
低学年にイネと雑草の違いをアドバイスする高学年のお兄ちゃん、お姉ちゃんぶりもいいー。

袋いっぱい雑草をとったぞー

 はじめて田んぼへ入る子どもたちは、「温泉気分だった」、「イネと雑草が似てて大変やった」、「雑草を20本とった!ふくろパンパンや!」など、スタッフの思惑どおり、みんな草取り体験に集中しているぞ。

なかでも田んぼの土への感想が印象的だ。
「ネチョネチョしてておもろかった」、「入った瞬間気持ちよかった」、「ヌルヌルで気持ちよかった」
「土の感触」を体感した子どもたちは少したくましくなったようだ。「草取り大会」の結果は、全チーム引き分け(みんなでがんばったからネ。)草取りを終えた田んぼ、秋の収穫が楽しみだなぁ♪

 

(文責:高槻とかいなか教育ファーム推進協議会)