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児童オールファーマーへの道

2008 年 6 月 8 日

福山市立 新市小学校 (広島県・福山市)

広島県福山市立新市小学校では、全校児童オールファーマーだ。つまり、誰もが何らかの作物を、手塩にかけて育てている。この日は5年生児童の田植え!

校内の空き地を利用して田畑にリユース。決して広大ではないが、敷地内に農業用水路が通っていて、畑作も水耕も可能な豊かなほ場が登場している。校内なので比較的安心だし、時間も有効活用できる。校内ほ場としては理想的なカタチと言っていいかもしれない。

同校が教育ファームに熱心になったのは、昨年のこと。歴代赴任先で農業体験を取り入れてきた教育ファームの伝道師・山田和孝校長が赴任してからだ。山田校長はよくこんな発言をする。「農作物をうまく育てることが目的ではない。自分たちで学び、やり方を考えながら、作業すればそれだけで意味がある」。

1年間かけて、同じテーマのもと、さまざまな学びのステージを体験できる。それが教育ファームの良さだというわけである。作業体験だけではなく、当番が交代で毎日ほ場の手入れ。収穫後は地域のみなさまへ児童からのふるまいも。日々のチェックができるから、学びも実りも大きくなる。

各学年の取り組みは以下の通り。

●1年生→菊とラディッシュ
●2年生→サツマイモ、ピーマン、キュウリ、トマト…
●3年生→アスパラガス
●4年生→大豆(黒・白)
●5年生→水稲
●6年生→クワイ

この日は5年生のイネの手植えを実行。事前に児童は、ミソなどのパックで自前の苗を育てています。新市小学校は決して都心ではない。それでも田植えはほとんどが初体験。門田教頭と担任の先生の号令のもと、それぞれのペースで真剣に田植えに取り組んだ。泥のヌルヌル・用水路での足洗いのジャブジャブ。まずは面白さを体感したようだった。

(文責:事務局)