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ヤギさんも応援!プロ級の野菜づくりで残食ゼロ

2008 年 10 月 23 日

沖縄県伊江村立西小学校教育ファーム推進協議会(沖縄県・伊江村)

「自分で育てた農作物を使った給食なら、野菜への関心も高まり、偏食も減るのでは」
 そんな新島悟校長の思いから始まった、沖縄県伊江村立西小学校137人の農業体験。この夏には500㎡の畑から約400kgのジャガイモを収穫し、そのうちの半分を伊江村立給食センター(一日500食を提供)に買いとってもらって、3つの小中学校の一週間分のおかずに。

みんなのアイドル淳吉さん

みんなのアイドル淳吉さん

「見たことがないくらいに大きく成る、とか、驚くほどたくさん採れる、とか、買いとってもらえるほど商品価値があるものをつくる、とか、子どもたちにそんな“でっかい”体験をさせることが、農業の楽しさを伝えることになる」と語るのは、ベテラン指導農業士の大城淳吉さん。
「小学生だからこれくらいでいいだろ、なんていうハンパな気持ちで農作業を教えても、子どもらは本気にならんだろ」と、プロが育てる本物の野菜づくりを大切にしている。

 こだわりは循環型農法を取り入れた土づくり。和牛を中心とした家畜の糞を発酵させて堆肥を作り、肥えた土で作物を育て、その作物を牛が食べ、牛の糞がまた堆肥になって…

約200坪ある学校内の畑。奥にあるのが堆肥プラント

約200坪ある学校内の畑。奥にあるのが堆肥プラント

 土づくりにかける思いは、西小学校教育ファーム推進協議会の構成委員名簿を見るとわかりやすい。そこには、「整備委員 八木めい子(代表)」という名前があるが、実は学校で飼っているヤギの名前。「糞」を提供して肥沃な堆肥づくりに一役買っている、畑の立派な「整備委員」というわけだ。

 淳吉さんのプロの野菜づくりにすっかり夢中になった子どもたち。今では、「畑を遊ばせておくのはもったいないので、イチゴを植えてみたらどうか?」と、自主的に調べてきては淳吉さんに提案することも。
 そればかりか、地産地消を間近で体験した子どもたちは、誰から注意されることなく給食を残さず食べるようになった。

西小教育ファーム協議会整備委員西メイコさん

西小教育ファーム協議会整備委員八木めい子さん

(文責:事務局)