おにぎりをテーマに、米と塩と具の物々交換
2008 年 11 月 4 日とくしま総合的な学習研究会(徳島県・阿波市)
阿波市立伊沢小学校では、5年生(28名)が農家の都築さんの田んぼ10アール弱を借りて、米づくりを行なっている。市内の市場小学校に勤務する藤本勇二先生に声をかけられ、今年度は「とくしまおにぎりプロジェクト」にも参加。
市場小と鳴門市立林崎小に伊沢小でできた米を送り、市場小からはおにぎりの具(ナス漬けの予定)、林崎小からは海水から手づくりした塩が送られる予定だ。おにぎりの素材である、米、塩、具を物々交換することで、子どもたちの意欲を喚起するというプロジェクトだ。
11月7日に林崎小学校へは6升5合(9.75kg、約100人分)を届け、市場小へは1月に3升5合(5.25kg、約50人分)を送る予定となっている。これは、2合で3人分という計算で、一人当たりおにぎり2個くらいずつむすべる分量だ。
せっ かく米を送るなら、買い物用のビニール袋に入れるのではなく、より本物に近づけたいということで、伊沢小では、米屋さんにお願いして、市販されている米袋 のようながっちりとした白いビニール袋に入れて封をしてもらったうえで、子どもたちの描いた絵をシールプリントした。
まさに、伊沢小のオリジナルブランドという感じ。市場小、林崎小の子どもたちもきっといい刺激を受けるだろう。
文責:事務局