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田祭りで世代間の交流 「よぉたかきました」

2008 年 6 月 12 日

たんぼにおえかき実行委員会 (富山県・砺波市)

  富山県は砺波市、五鹿屋幼稚園の遊戯室。子どもたちから、「あ、田んぼのおじちゃんだ!」という声が上がる。5月に一緒に田植えをしているから、もうすっかり顔なじみ。たんぼにおえかき実行委員会の会長小幡さんが、杵を片手に「田んぼのおじちゃんがつくぞー」というと、

  

 子どもたちからは「よいしょー」の声。できあがったお餅を、笹でくるんだりヨモギを混ぜて草餅にしたりして、みんなでいっぱい食べた。
 お昼休みのあと、幼稚園の前に姿を現した夜高行灯(よたかあんどん)を背に、はっぴ姿の子どもたちが登場。この行灯も、実行委員会のメンバーや地域の人たちが手づくりで組みたてて、その上に子どもたちが絵を描いてできた行灯だ。

 子どもたちと揃いのはっぴをまとって先頭に立つのは、小幡さん。うしろに並んだ子たちが「えいやさー」の声に合わせて拍子木を鳴らす。
 地主さんの家まで夜高行灯を引っぱって、「笹餅つきました、食べてください」と、みんなでついたお餅を子どもたちが差しだすと「うわぁ、おいしそうやねぇ」という返事が返ってくる。

子どもたちが地域の人たちとつくったお米を使って、田祭りのお餅をついて、そのお餅を地域に配る。こうした豊かな農村の伝統のもとで、世代間の交流ができあがっている。
五鹿屋の青空の下、緑豊かな田んぼの上に、「よぉたか来ました、見てください」という子どもたちの声が、いつまでも響いていた。

(文責:事務局)