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4か月かけてこぎつけた焼イモへの道

2008 年 11 月 14 日

NPO法人富士川っ子の会(静岡県・富士川町)

ぼくのほうがデカいぞ~!

ぼくのほうがデカいぞ~!

 11月14日、NPO法人富士川っ子の会の農園に集まったのは、富士川町立第一小学校の一年生76名。軍手をはめた手に大小の手提げ袋を下げ、「サツマイモ、いっぱい穫るぞ~」と、収穫を前に皮算用だ。

植えた直後でひょろひょろのつる

植えた直後でひょろひょろのつる

 7月につるさしをしてから4か月あまり。夏の暑いさなかに草取りをしたり肥料をやったりしながら、葉っぱや実の付き方を観察してきた。10月には、つるを使ったネックレスづくりやクラス対抗でつるの引っぱりっこゲームも体験。開始前にこういった活動を振りかえり、収穫までこぎつけた活動の充実を子どもたちに意識づける。なかには途中で学んだマルチ農法栽培の意味をしっかり覚えている子もいる。

 次は肝心の、サツマイモの掘り方の説明。
「スコップを使っちゃだめだよ。両手で静かにおイモの周りの土を掘ってそっと抜くんだ」
「やさしくしないと、おイモがポキッと折れちゃうからね。折れるとそこから腐って食べられなくなるぞ」
 腐っては大変と、子どもたちは真剣なまなざしになる。掘り方のあとは、おいしいおイモの大きさや形の見分け方という、これまた大事な話が続いた。
 そしていよいよ、自分が植えた苗の前に立ち、猛烈な勢いで掘りはじめる子どもたち。
 土から出てきたサツマイモの姿に、
「大きい!」「太い!」「いっぱいおイモがついてる!」
 用意した袋が破けるほどの収穫。あっという間にひとつ残らず掘りおこされ、それでも、土に残ったつるの先の先に「まだあるかも!」と根気よく掘っている子どもの姿もちらほら。

 この日に掘ったサツマイモは、十日後の25日、いつも面倒を見てくれている6年生のお兄さんお姉さんたちに、ホクホクの焼きイモとなって、プレゼントされた。

焼きイモのプレゼントをほおばる6年生たち

焼きイモのプレゼントをほおばる6年生たち

(文責:NPO法人富士川っ子の会)