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お兄ちゃん、お姉ちゃんぶりがいい!

2008 年 12 月 3 日

田舎の親戚教育ファーム推進協議会(長野県・長野市)

リンゴの中ってどうなってる?

リンゴの中ってどうなってる?

「リンゴってどうしたら真っ赤になるのかわかる?」
 長野市屋島でリンゴ園を経営する村松操子さんは、子どもたちに作業の説明をするときに必ず、「どうして?」「どうしたら?」という問いかけをまじえる。
「葉摘みや玉回しをして、リンゴ全体に太陽の光を当ててあげるんだよ」
 自然のしくみを話のなかに織りまぜながら、村松さんは、子どもたち自身に考えさせ、体験させる。

 初めは、リンゴ園の向かいにある杉の子第二保育園児だけの活動だった。そこに近所の朝陽(あさひ)小学校3年生も加わり、「袋かけ」「袋はずし」「葉摘み」と続くリンゴの一連の作業を合同で行うことに。
 いよいよ収穫の日。先に小学生が作業したあとに園児たちがやってきて、小学生が園児に教えながらいっしょに作業に取りくむ。このユニークな仕掛けは村松さんのアイデアだ。

ヘタに手を当て持ち上げてとるのがコツ

ヘタに手を当て持ち上げてとるのがコツ

 あとで小さな子に教えなければならないからか、自分たちが作業するとき小学生はとても真剣に村松さんの説明に耳を傾ける。
「どうやってリンゴをとったらいいか知ってる?」
「まわしてとる!」「上にあげる!」
 すぐに元気よく返事を返す小学3年生。
「引っ張る」と答える子が誰もいないのは、「他の枝のリンゴも落ちちゃうから引っ張らないでね」という、前回の村松さんの話をちゃんと覚えているからだ。
 道具の取り合いをしていた男の子と女の子も、園児がやってきた途端やさしいお兄ちゃんお姉ちゃんに変身し、ちっちゃな手を取ってリンゴの木の下にご案内!

 保育園児たちのほうも、お兄ちゃんお姉ちゃんに優しく教えてもらうのが、どうやらとても楽しいようだ。

頼もしいお兄ちゃんに変身!

頼もしいお兄ちゃんに変身!

文責:事務局