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はじめてのオッパイ!?

2008 年 8 月 23 日

飛騨中野教育ファーム推進協議会(岐阜県・飛騨市)

 乳牛の乳しぼりは早朝が基本。夏休み最後の週末、鮎の瀬(あゆのせ)牧場には朝6時から乳しぼり体験を待ちわびる親子の姿があった。
「今日は私よりも子どものほうが早起きなんですよ」と、参加者のお母さん。子どもたちは、期待に胸をふくらませながら、乳牛の息づかいの感じられる搾乳室に足をふみいれた。
今回、体験で使われたのは白と黒でお馴染みの「ホルスタイン」ではなく、「ジャージー」という種類の乳牛で、名前は「アテナ」ちゃん。ホルスタインに比べると小柄で乳量も少ないが、とても味わいのある乳を出すのがジャージー種の特徴だ。参加者は、親指と人差し指でワッカをつくって乳首の根元を締めてから、中指そして薬指とだんだんに絞っていく。ひと月前に獣医さんや農家から教わったとおり、乳しぼりの手つきで乳をしぼると、「チョロー」と牛乳の筋が・・・・・・。

「お店で売っている牛乳は冷たいけど、しぼったお乳はあったかかった」
「オッパイって思っていたより硬かったよ」
 初めてさわった牛さんのオッパイに、子どもたちのいろんな感想が飛び交う。大人も乳しぼりを体験し、全員でしぼった牛乳の量を見てみることに。
「エッ!みんなでしぼってたったこれだけ」。苦労しただけに、ちょっと残念。
 とはいっても、早くしぼらないとお乳が逆流して、次の牛乳が出なくなってしまうので、乳しぼりの機械にバトンタッチ!さすが搾乳器、みるみるアテネのオッパイはペシャンコになった。
 子どもたちはチョッと暇をみつけては牛舎へと向かう。牛さんが食べやすいようにと草を寄せてあげたり、畑から大豆の余り苗をもってきて食べさせたりと世話をする。なかには、手にした草を牛があまりにも勢いよく食べるので、引っ張られて転んでしまう女の子も。

「アテネはからだがちっちゃいし、他の牛(ホルスタイン)に負けてまうから、ちゃんと草あげないと」とアテネのまわりに集まる子どもたち。
朝一番の作業から昼過ぎまで、子どもたちは疲れんもみせず元気いっぱいにアテナとふれあった。

 

(文責:事務局)