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キンちゃんパワーで土もおなかも元気いっぱい

2008 年 9 月 2 日

大地といのちの会(長崎県・佐世保市)


「キンちゃんのご飯は、なーんだ?」
 大地といのちの会の中尾慶子さんの問いかけに、「やさいー」「にくー」「さかなー」「とうふー」と、元気な声で答える子どもたち。
「そうだね、キンちゃんは生き物を食べて増えるんだよね。プラスチックとかガラスとか食べられないもんねー。みんなのキンちゃんも元気ですかぁー?」
“キンちゃん”とは土のなかの土壌微生物、それに人間のおなかの腸内細菌のことだ。

生ゴミと米ぬかと土をよく混ぜたあとに、草をたっぷり乗せる

 9月2日、冬野菜を植えるための土づくり教室は、佐世保市立宮小学校の3年生19人が参加して行なわれた。元気な野菜を育てるには、キンちゃんの活発な働きが不可欠。同じく丈夫な体づくりにも、腸内細菌の働きが欠かせない。土づくりと健康づくりは表裏一体、だから「おいしく楽しく食べて学ぶ」のが大地といのちの会のモットーなのだ。
「生ごみリサイクルで土づくりをすると、見えないおなかの畑のこともよくわかってくるんですよ」と、代表の吉田俊道さん。土をつくりながらキンちゃんの話をすることで、自分の「おなか畑」のキンちゃんの存在にも気づかせようというのだ。
 たとえば土に調理くずや給食の食べ残しを混ぜるとき、
「キンちゃんが食べやすいように、シャベルで細かく切って混ぜようね。みんなも、よぉく噛んで食べると消化がよくなるんだよ」
「肉や魚が多すぎるとだめなの。野菜やごはんやいろんなものが入ってる方がキンちゃんは喜ぶんだよ。おなか畑のキンちゃんもおんなじ。みんなも、おかずとごはんを交互に食べて、好きなものだけ食べちゃダメだよ」
「土と米ぬかでよく混ぜると、臭わなくなってきたでしょ?おなか畑のキンちゃんが元気だと、オナラも臭くならないんだよ」

このわかりやすい「キンちゃん話」に、子どもたちは大喜びで土づくりに集中していた。

雨除けの防水シートをかけて、一ヶ月後には元気な土ができあがる

雨除けの防水シートをかけて、一ヶ月後には元気な土ができあがる

文責:事務局