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イモのようにつながれ!広がれ! おいしい人の輪づくり

2009 年 6 月 6 日

いも大学実行委員会 (愛知県・常滑市)

全部植え終わって「やったね!」

全部植え終わって「やったね!」

 「こちらがいも大学の畑の先生です!」
 参加親子14組がいも大学の畑に到着すると、準備をすませて待っていた10人ほどのシニアボランティアが、少し照れながら挨拶をする。
 用意されたサツマイモの苗は、紅あずま、種子島紫、ジェイレッド、黄金千貫、鳴門金時、紫蒸娘。6種類ものイモを植えるこだわりにも、「いも大学」というネーミングに込められた思い(↓参照)が表れているようだ。シニア先生にマルチの張り方や苗の植え方を教わりながら、親子で一本一本サツマイモの苗を植えつけていった。

 「さつまいもってどこにできるの?」「どうしたらいっぱいなるの?」
 はじめての体験に、素朴な疑問が飛び交う。土に触れながらその疑問は興味へと変わり、親と子、そして地域の人たちとの間に交流が生まれていく。

どのお芋にしようかな!?

どのお芋にしようかな!?

 「畑作業を通じて、子どもたちがシニアからたくさんのことを感じられる場にしたい」。いも大学実行委員会の溝辺育代さんは、常滑市の食育推進協議会のメンバー。「ちびっ子たちのために一肌脱いでもらえませんか?」地元のシニアや市役所に声をかけたら、仕事や肩書きの枠を超えて、常滑の人づくりの輪が広がっていったそうだ。

 午前中いっぱい畑の時間を楽しんだあと、シニア先生たちへお礼の拍手を送り、お昼ごはんは料理担当シニアの出番、自家製味噌のじゃがいも汁が待っていた。

 いも大学の次回の授業は、秋のじゃがいもづくり。先生はもちろん、地域のシニアのみなさんだ。

いっぽんのサツマイモの苗から根が出る
根が育ち 葉が茂り そこから小さないも・大きないもが育っていく
そのいもが種いもとなり 次の世代のいもをまた育てる
永い間培ってきたシニア世代の知恵を 子どもたちへ伝えていく
シニア世代から 次の世代 そして次の世代へと いもづるしきに
シニア世代が人づくりの架け橋となり 知恵や技術を 伝承する
人づくりの輪が 常滑に広がりますように…………いも大学 溝辺 育代

 

文責:東海ブロック事務局 児玉記幸