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2年目のステップアップ 生き物で田んぼも畑も生き生きと!

2009 年 7 月 20 日
親子で楽しむ生きもの観察会

親子で楽しむ生きもの観察会

日進野菜塾(愛知県・日進市) 

 ニッポンの食卓に欠かせない「ごはん」と「みそ汁」。
 去年は大豆を育てて豆腐・みそ教室を行ったが、教育ファーム2年目を迎える今年の日進野菜塾は、お米づくりも取り入れ、「米と大豆のダブル栽培」体験講座を企画。
 6月に田植えと大豆の種まきを終え、今回は3回目の体験講座。農薬、化成肥料を使わずに栽培する田畑で草取りと生き物観察会を行う。

 「大豆畑はマルチを引いたところと引かなかったところで大豆の生長が違います。マルチを引かないと生長が遅く、雑草も多いけど、生き物がたくさんいます。よく違いを観察してください」と、指導にあたる事務局の小池雄二さんが説明。田んぼも「中干し」をする田と、「中干し」をしない田を比較しながら、田んぼの生き物とイネの生長を観察する。

田んぼも生き物も蘇った!

田んぼも生き物も蘇った!

 この日集まったのは、親子15組、27名。1年前まで耕作放棄されていた土地が教育ファームで蘇り、その田畑には、既に生き物たちがたくさんいるようだ!
 「いたー!」
 「カマキリつかまえたー!」
 「アマガエルかわいい~!」
 暑さを吹き飛ばす子どもたちの歓声は、田畑の生き物のにぎわいを表しているかのよう。網と容器をもって田んぼの水中生物をすくう子ども、虫カゴをもって畑のバッタを捕まえる子ども。田畑の植物とともに、捕まえた生き物はテーブルの水槽や虫カゴに展示される。

大豆畑でカエルと追いかけっこ

大豆畑でカエルと追いかけっこ

 「今年の教育ファームの田んぼでは、イネと一緒に生き物も育てたい」という小池さん。
 生き物観察の指導にあたる吉武さんは「生き物を捕まえた喜びだけでなく、実験田んぼで比較することで、どこが違うのだろうと興味を持ってくれます。この違いを知ることが『学び』にもつながるのだと思います」と、作物を育てるだけでなく、生命の営みをも伝える体験を目指している。

 田んぼで育ったオタマジャクシやヤゴたちが成虫になって隣の大豆畑で暮らす景色を思い浮かべると、生き物いっぱいの田畑で育ったイネと大豆が食卓に並ぶ日が待ち遠しい。

 文責:東海ブロック事務局 児玉記幸