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島と町の小学生が山の小学校に集まった!3校合同体験学習

2009 年 7 月 23 日

備後教育ファーム推進協議会(広島県・福山市、神石高原町)

みんなで一斉にコンニャクを捏ね捏ね

みんなで一斉にコンニャクを捏ね捏ね

 緑豊かな山間地にある二幸小学校(全校児童16名)に大型バスが着いた。降りてきたのは、瀬戸内海の島からやってきた走島小学校の全校児童16名と、福山市内からやってきた箕島小学校の4年生20名。島と町と山、まったく違う環境にある小学校の子どもたちが、今日から1泊2日で山村体験合宿を行う。コミュニケーション能力を養うことを目的に始まったこの合同合宿だが、初対面の子どもたちは、さすがにちょっと緊張気味だ。

おや、誰ですか?星型のコンニャクを投入したのは

おや、誰ですか?星型のコンニャクを投入したのは

 よそよそしい雰囲気のなか、3校の児童が10人程度に分れてグループをつくって、コンニャクづくりに取り組んだ。教えてくれるのは、地元二幸地区のおばあちゃんたち。皮をむき、ゆがいて小さく切ったコンニャクイモをミキサーにかけ、大きなタライに移して、みんなで捏ねる。
 コンニャクづくりを初めて見る走島小・箕島小の子どもたちは、これがコンニャクになるのかと半信半疑の表情。一方、二幸小学校の子どもたちは、コンニャクづくりをしている家も多いらしく、「うちのおばあちゃんもコンニャクをつくっているけど、触らせてくれないんだ!1回やってみたかった」と大喜び。ベトベトのコンニャクイモを、率先して捏ね回している。
 ソーダを加え、丸めて、大きな鍋で沸騰しているお湯のなかに一つずつ投入。
 茹で上がると、さっそく刺身にして、全員で味見する。「甘くておいしい~」「本当だ!コンニャクの味がする」、できたてのコンニャクを子どもたちはペロリと平らげた。残りのコンニャクは、「今夜のバーベキューで焼いて食べる!」と嬉しそう。

お味はいかが?「コンニャクの味~!」

お味はいかが?「コンニャクの味~!」

 初めはお互いの様子を伺いあっていた子どもたちも、みんなで一緒に作業をした後は和やかな雰囲気に。夜のバーベキューでは火起こし班、おにぎり班と見事な連携で、各学校のムードメーカー的な役割の子どもたちが会話を盛り上げる。
 「食べるものを一緒につくるという作業は、子どもたちの距離をぐっと縮めるんですよ」と、箕島小の横山校長は、合同合宿の成果に満足そう。

 次回は、走島に集合して、魚をさばいて食べる体験学習をするそうだ。今度は走島小の子どもたちがみんなを引っぱって、3校の交流はさらに深まっていく。

 

文責:中国四国ブロック事務局 鈴木江美留