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収穫が待ち遠しい! ダイズの「摘心栽培」に挑戦

2009 年 7 月 28 日

エンゼルスポーツ幼稚園(茨城県・土浦市)

ぼくにもできたダイズの摘心

ぼくにもできたダイズの摘心

 保育園児(5歳児)17人と幼稚園児(2歳~4歳児)11人が、小松崎園長他4人の先生に引率されてバスで畑にやってきた。100坪程の畑には、春に播いたソバが大人の背丈ほど伸びており、周りのダイズも順調に育っている。この日の作業は、春ソバの刈取りとダイズの摘心のふたつだ。

みんなでソバの刈取り

みんなでソバの刈取り

 茨城県は常陸ソバの産地。秋ソバは幼稚園でこれまでも栽培してきたが、春ソバを栽培したらどうなるのかと、今年、小松崎園長が北海道から種を取り寄せた。
 手袋と小さな鎌を渡された子どもたちが、さっそく収穫作業に取り掛かる。「片方の手で茎をしっかりと握って刈るんだよ」と、指導農家の大竹利一さんが子どもの手をとって安全な鎌の使い方を丁寧に教える。
 春ソバは暑さのせいか実入りは少ないが茎は硬く、その茎を3本ほどつかんで刈り取る。先生も手を添えて刈り取りのお手伝い。刈り取ったソバの茎を持って「上手に刈れたよ」と、みんな満足げ。

ソバ、刈れたよー!

ソバ、刈れたよー!

 さあ、次はダイズの摘心に挑戦だ。これは、ダイズの枝が4~5本出た頃に主茎を切って成長を止める、農家ならではの技術。この摘心をしないと、主茎が伸びる方にばかり栄養が使われ、実をつけることに回らなくなる。つまり、サヤのつきが悪くなるのだ。摘心することで実をつける枝が横に茂り、サヤが鈴なりにつく素地ができあがる。
 「こうして、ここをちょんと切っておくと、あとでお豆さんがいっぱいとれるよ。お豆さんは枝を伸ばすことでたくさんつくけど、茎を伸ばしてもつかないもんね」と、大竹さんが頂芽の下にハサミを入れて見本をみせる。それに習って工作用ハサミを握った園児たちも、チョキン、チョキン……

 今回ハサミを入れたのはソバの北側のダイズ畑、東側のダイズ畑は比較のために摘心はしない。秋の収穫量にどれだけ差が出るのか、今から楽しみな小松崎園長と子どもたちだった。

※ダイズの摘心栽培については、別冊『現代農業』2009年7月号を参照
http://www.ruralnet.or.jp/gn-tokubetsu/betsu/200907.html

文責:関東ブロック事務局 仙道五郎