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ソバで地域を元気に!営農組合と学校のパートナーシップ

2009 年 8 月 6 日

NPO法人ぷらっときすみの(兵庫県・小野市)

畦に新設した看板を前に記念撮影

畦に新設した看板を前に記念撮影

 「おっちゃんの顔をよう知ってる人もいてると思います。ソバ屋のおっちゃんです」と、ぷらっときすみの代表の浅田好光さんが、集まった参加者に挨拶をする。
 来住(きし)小学校と「きすみの営農組合」は、総合的な学習の時間を使って、平成12年から〔田んぼの学校〕(3、4年生のソバづくり、5、6年生のコメづくり)の取組みを継続してきた。そうやって培われてきた学校と地域の信頼関係からか、夏休みの最中にもかかわらず、「ソバの種まき」には3、4年生全員に保護者も加えて、総勢100名が顔をそろえた。

足が抜けないよー!先生助けて~

足が抜けないよー!先生助けて~

 きすみのソバは県の安心・安全ブランドの認証を受ける地域の特産品。今年は、きすみの地区全体で12haの作付けが行われるが、この14aの体験ほ場もそのひとつだ。
「とれたソバは粉にして、おっちゃんたちの店(JR小野町駅内にぷらっときすみのが経営しているソバ屋)で販売します。このソバ屋は、高齢者や女性の力を借りて地域を元気にしたいとはじめた仕事なんや」と浅田さん。

 種まきがはじまると、長靴に体操着姿の子どもたちが種の袋を持って一斉に畑に入っていく。
 4年生は昨年経験済みとあって手慣れたもの。整然と列をなし、パラパラと手際よく種をまいていく。一方、初めての3年生は大騒ぎ。 「うわー、カエルおるし!」 「どうやってまくのー?わからへーん!」
 スタート時点の隊列は、すぐにばらばら。種を落とすペースがわからず、なかなか向こうの畦まで行き着かない子、縦横の方向はおかまいなしに種をまく子……

「これがソバの花」ときすみの地区営農組合の藤尾さん

「これがソバの花」ときすみの地区営農組合の藤尾さん

 悪戦苦闘しながらも楽しい初体験になったようだ。子どもと一緒に畑に入っていたお母さんいわく、
 「お母さんにももっと種まきをやらせてって言っているのに、子どもは自分でまくといって種をくれないんですよ」

 泥だらけになって種まきを終えた子どもたちに、きすみの地区営農組合の藤尾さんがラブコールをおくる。
 「田んぼに興味を持ってもらって、大きくなったらきすみの地区営農組合に勤めにきてくださいね!」

文責:近畿ブロック事務局 金谷 眞理子